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環境・衛生

おむつかぶれやあせもへの予防·対処、こんな工夫をしてみました

うんち後のおしりは洗い流して。清潔が一番だけど、ふきすぎないことも大事。

T.Mさん Kちゃん (体験談当時の年齢:0歳1ヵ月頃〜0歳3ヵ月頃 女 第1子 兵庫県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

生後1ヵ月のころ、おしりが赤くただれました。オムツをまめに替えるようにしていたので、とても驚きました。オムツ替えをするときに、ふいてやるのもかわいそうなくらいでした。実家の母や友だちに相談し、聞いたことを何でもやってみました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

まず、清潔が一番ということで、うんちのあとは、必ず風呂場でお湯で洗い流すようにしました。めんどうなときは、プラスチックの容器にお湯を入れ、ピュッとおしりにかけて、オムツの上で流しておしりを洗うようにしました。女の子ですが、おしっこだけのときは、あまりふかないようにしました。赤ちゃんは肌が弱いので、ふくことが刺激になってただれることもあるようなので。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

初めてオムツかぶれになったときはとても心配しましたが、いろいろ試して治ってみると、子どもも自分も、不安なことをひとつ乗り越えて成長したような感じがしました。以来、1歳過ぎたころに、もう一度軽いオムツかぶれになったきり、その後はなっていません。親は、初めてのことに戸惑い、心配しますが、ずっとそのままの状態が続くことはないので、冷静に見つめる気持ちが大切なんだなあと気づかせてもらった出来事でした。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

生まれたばかりの赤ちゃんの肌は、とてもデリケート。赤くただれてしまったのを見ると、とてもかわいそうで、つらくなると思います。でも、そういう経験を経て、少しずつ肌も強くなっていくのではないでしょうか。お母さんが少し気をつかって対処することで、すぐによくなることも多いと思いますよ。あまり心配しないでくださいね!

0〜1歳の子どもの環境・衛生のアドバイス

たけなが かずこ 先生

とにかくいつも清潔にしてあげることが一番。清潔にするためには、スキンケアが大事になります。おむつかぶれなどはおしっこやウンチのたびにシャワーで洗ってあげたり、ホットタオルで拭いてあげることがとても効果があります。汗についても同様。また、ベビーオイルは保湿ではなく汚れをとるために使うものですので、オイルを使ったら、きちんと取り去ってあげることが必要です。塗りぐすりなども、上塗りは避けて一度きれいにふき取ってから塗りなおしてあげてください。

赤ちゃんは寒さより暑さに弱く、室温・環境を整えてあげることが大切です。また日本は湿気が多いので、肌着は吸湿性のよいものをこまめにとりかえてあげましょう。紫外線も赤ちゃんにとっては大敵なので、紫外線の強い春から夏にかけてはできれば散歩は紫外線の少ない午前10時前にするとよいですね。

歯・口の衛生については、7カ月から9カ月ごろは歯が生えていようといまいと「食べたら水・白湯などを飲む」ことを習慣付けるとよいでしょう(歯は1歳までに1本生えればよい、といわれています)。歯が生えたらなおさらのこと、これが一番の虫歯予防になります。また、「あーん」と口をあけさせ、歯ブラシを自分でくわえさせる練習をしていくと、その後の歯磨きの仕上げ磨きや歯科健診のときも、スムーズになります。自分から口をあけることは、親子の関係性の中で自立と信頼が育ってきたことの証でもあるのです。

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