環境・衛生
虫歯予防·歯の衛生、こんな工夫をしてみました
子どもの目の高さで一緒に歯磨きの練習をしました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
自分で歯ブラシを持って、口にくわえるまではするのですが、歯を磨くというより歯ブラシをかんでいるという感じでいっこうに磨けていませんでした。しかもすぐに歯ブラシをおいて遊びにいってしまい、仕上げ磨きをしようとしてもすでに歯磨きする気はなくなっていて、磨かせてくれない日がほとんどでした。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
子どもが歯を磨いているときは私も一緒に子どもの目の高さで磨きました。そうすると大人のマネを時々するようになっていたのもあって、まねして歯ブラシを動かすようになりました。決して上手とは言えませんが、なんとか磨いているという状態になりました。上手にできなくても磨いていることに関してかなりほめました。仕上げ磨きをするときは、かなり怖いですが、子どもに私の歯を磨かせ、その間に子どもの歯を仕上げ磨きしました。終わったら「お母さんの歯ぴっかぴかになったし、気持ちよくなったよ。ありがとう。二人でピカピカの歯になったね」といって「あー」と口をあけたり「いー」と前歯をみたりしているとよろこんでいました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
それでも最初は食べたら必ず磨くというわけではなかったのですが、食後すぐに私が歯磨きに行くと一緒についてくるようになり、次第に自分から歯磨きに行くようになりました。今では私の歯磨きをさせなくても、子どもが口を開けたらほめてあげると仕上げ磨きさせてくれるようになりました。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
子どもにとっては遊びの延長の感覚だったかもしれませんが、私が子どもに磨かれるとき「こわい」と思ったように子どもも「こわかったのかな?」と思いました。あと、寝かせると磨きやすいのですが、唾液が口にたまるとむせたりするので気持ち悪かったのもあるようです。自分が歯医者に行ったときの気分と同じかなと思うと子どもの気持ちがわかるような気がします。0〜1歳の子どもの環境・衛生のアドバイス
たけなが かずこ 先生
とにかくいつも清潔にしてあげることが一番。清潔にするためには、スキンケアが大事になります。おむつかぶれなどはおしっこやウンチのたびにシャワーで洗ってあげたり、ホットタオルで拭いてあげることがとても効果があります。汗についても同様。また、ベビーオイルは保湿ではなく汚れをとるために使うものですので、オイルを使ったら、きちんと取り去ってあげることが必要です。塗りぐすりなども、上塗りは避けて一度きれいにふき取ってから塗りなおしてあげてください。
赤ちゃんは寒さより暑さに弱く、室温・環境を整えてあげることが大切です。また日本は湿気が多いので、肌着は吸湿性のよいものをこまめにとりかえてあげましょう。紫外線も赤ちゃんにとっては大敵なので、紫外線の強い春から夏にかけてはできれば散歩は紫外線の少ない午前10時前にするとよいですね。
歯・口の衛生については、7カ月から9カ月ごろは歯が生えていようといまいと「食べたら水・白湯などを飲む」ことを習慣付けるとよいでしょう(歯は1歳までに1本生えればよい、といわれています)。歯が生えたらなおさらのこと、これが一番の虫歯予防になります。また、「あーん」と口をあけさせ、歯ブラシを自分でくわえさせる練習をしていくと、その後の歯磨きの仕上げ磨きや歯科健診のときも、スムーズになります。自分から口をあけることは、親子の関係性の中で自立と信頼が育ってきたことの証でもあるのです。
おむつかぶれやあせもへの予防・対処、こんな工夫をしてみました
- おしりが赤くなったらすぐシャワー。早めの対処を心がけています。
- うんちのたびにお湯で洗い、いつもおしりはサラサラッ。
- うちの子のおしりの湿疹には、ぬるま湯に浸した綿で拭くのがいいみたい。
- ひどいオムツかぶれも遊びながら完治。「いつかきっと」と信じていればうまくい...
- 違うオムツに替えたらしつこいあせもがつるつるに。相性ってあるんですね。
- 体重が増える時期、首など、しわができるところは念入りに洗ってあせも対策。
- あせも対策、とにかくシャワーで体を流すことを心がけました。
- シャワーで流す、背中にガーゼを入れるなど、ちょっとの配慮で症状が軽減。
- チャイルドシートでアセモが心配なとき、こんな工夫をしてみました。
- うんち後のおしりは洗い流して。清潔が一番だけど、ふきすぎないことも大事。
- お湯で湿らせた布の「あったかおしりふき」で、かぶれ知らずに。
- 布オムツなので、こまめに取り替えることを心がけました。
- オムツ交換のときにぬるま湯でおしりをきれいにしたら、かぶれなしに。