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環境・衛生

おむつかぶれやあせもへの予防·対処、こんな工夫をしてみました

ひどいオムツかぶれも遊びながら完治。「いつかきっと」と信じていればうまくいく!

E.Kさん Aちゃん (体験談当時の年齢:0歳6ヵ月頃〜1歳4ヵ月頃 女 第1子 北海道)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

生まれたときから敏感肌でしたが、少しずつ動くようになったころ、オムツかぶれがひどかったんです。皮がむけて、ところどころに血が吹き出てきたこともありました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

オムツかぶれが痛くても「痛い!」と言えない時期でしたので、こまめにオムツをチェックしていました。足の付け根をコチョコチョして足を動かしたり、おなかに口をあてたり、そんなことをして遊びながら、オムツを気にしていました。オムツ替えのとき、思いきってしばらくそのままにして乾燥させてみました。そして、タオルをかけて遊びながら乾くのを待ち、薬を塗ってあげていました。子どもも、何もはいていないと気持ちがいいみたいでしたよ。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

オムツかぶれは、たまに下痢ぎみなとき以外、今ではすっかりなくなりました。オムツを取り替えながらよく遊んでいたので、オムツ替えにもトイレでパンツタイプのオムツを脱ぐことにも抵抗はありません。むしろ、トイレにも喜んで行くし、近ごろは、ひとりでパンツを脱ぐ練習を始めたみたいです。ちょっとしたオムツかぶれがあると、自分から薬を指差して、「痛いの」と教えてくれます。あのとき、いろんな遊びをして気をそらしながら治してよかったなぁ〜と思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

うちの場合はオムツかぶれでしたが、どんなことでも、今すぐには思い通りにならなくても、いつかはうまくいくと信じてあげたいと思います。子どもは、1日1日成長してがんばって生きています。できないことはないんじゃないでしょうか。「いつかきっと」がいつの日にか「よかった!うれしい」に変わりますよ。人と同じじゃなくても、その子のリズムがあると思うんです。子どもはママの幸せですものね。

0〜1歳の子どもの環境・衛生のアドバイス

たけなが かずこ 先生

とにかくいつも清潔にしてあげることが一番。清潔にするためには、スキンケアが大事になります。おむつかぶれなどはおしっこやウンチのたびにシャワーで洗ってあげたり、ホットタオルで拭いてあげることがとても効果があります。汗についても同様。また、ベビーオイルは保湿ではなく汚れをとるために使うものですので、オイルを使ったら、きちんと取り去ってあげることが必要です。塗りぐすりなども、上塗りは避けて一度きれいにふき取ってから塗りなおしてあげてください。

赤ちゃんは寒さより暑さに弱く、室温・環境を整えてあげることが大切です。また日本は湿気が多いので、肌着は吸湿性のよいものをこまめにとりかえてあげましょう。紫外線も赤ちゃんにとっては大敵なので、紫外線の強い春から夏にかけてはできれば散歩は紫外線の少ない午前10時前にするとよいですね。

歯・口の衛生については、7カ月から9カ月ごろは歯が生えていようといまいと「食べたら水・白湯などを飲む」ことを習慣付けるとよいでしょう(歯は1歳までに1本生えればよい、といわれています)。歯が生えたらなおさらのこと、これが一番の虫歯予防になります。また、「あーん」と口をあけさせ、歯ブラシを自分でくわえさせる練習をしていくと、その後の歯磨きの仕上げ磨きや歯科健診のときも、スムーズになります。自分から口をあけることは、親子の関係性の中で自立と信頼が育ってきたことの証でもあるのです。

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