ミルク卒業
ミルクを卒業(1歳6ヵ月までに卒業)
外遊びをたっぷりさせ疲れさせました。たまたまミルクなしで寝入った日から欲しがらなくなりました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
離乳食が2回になったころから、ミルクは夜に1回飲むだけでしたが、1歳を過ぎて食事を1日3回きちんと食べるようになってからも、相変わらずフォローアップミルクを飲んでいました。そのうえ、飲む時間が就寝時に移ってしまい、ほ乳瓶で飲みながらでないと眠れなかったのです。ミルクを飲みながら眠ると虫歯になってしまうのでは、と心配でした。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
そのうち、子どもがほしがるから、夜よく眠ってくれるからといって、ほ乳瓶でミルクを与え続けていいのかと思い始めました。そしてほ乳瓶を卒業させたいと思った時期が、ちょうど暖かくなる季節だったので、午前も午後も外でたくさん遊ばせるようにしました。そうすれば疲れてミルクを飲まなくても寝てくれるのではないか、と思ったのです。でも、初めのうちは眠くても眠れなくて、ミルクをほしがって泣いているばかりでした。そんなある日、たまたま、あまりに眠かったために、ミルクをほしがる前に眠ってしまったことがありました。そうしたら、それ以来ほしがることがなくなったのです。子どもがほ乳瓶でミルクを飲むのをやめられないと悩んでいるママはたくさんいると思いますが、気長に焦らず、あきらめなければ、いつかはやめられます。いろいろなことにチャレンジしていると思いますが、何かほ乳瓶の代わりになるものを見つけるのもひとつの方法かもしれません。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
あまりにあっけなく、すんなり寝る前のミルクがやめられたので、心配していた私は拍子抜けしてしまいました。うちの子は、今では寝るときにしまじろうのパペットと、ガーゼと、おしゃぶりが、ほ乳瓶の代わりの必須アイテムになっています。眠くなると、自分からこの3つをほしがるんですよ。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
ひとりで悩みを抱え込まないで、他の育児仲間の話を聞くことで、何かよいアイディアを見つけられるかもしれません。同じことで悩んでいる方々はいっぱいいるのです。うちの子だけじゃないのだ、と、自分を元気づけてがんばってください。これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ
たけなが かずこ 先生
よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。
ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。