落ち着きがない
落ち着きがない子に、こんなふうに働きかけました
自分一人で考えず、お医者さんや保育士さんなど、専門家に相談。アドバイスをもらって、イライラも減りました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
生まれて間もない頃からよく泣く子で、夜泣きもひどく、とにかく手のかかる子でした。運動量も多く、公園でも早くから遊具で長時間遊んでいました。落ち着きがなく、常にごそごそ、何かに向かって突っ走ると帰って来なくなり、一度迷子にもなりました。ずっと座っていることも難しいようで、何かの集まりに参加しても、うちの子だけごそごそしたり走り回ったり、とにかく自分の興味のあることにのみ集中していました。4歳のある日、保育所での聴力検査で指導を受け、何度もいろんな耳鼻科を受診しましたが、異常なし。検査に集中できなかったのでは・・・と思えました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
2歳半で保育園に入りました。初めは、一人だけ食事の時間もぐるぐる部屋を走り回っていたそうです。椅子に座っていたかも不明です。2ヵ月後の参観日に行って驚きました。椅子にみんなと同じように座り、同じように歌や踊りをしています。食事も座ってたいらげました。家ではできていませんが、保育士さんによると「保育園で頑張っているから、家ではゆっくり自分を出させてあげてください」とのこと。ガミガミ言わず見守りましたが、交通ルールだけは注意しました。聴力検査後、行動障害かと市の保健師さんやかかりつけの小児科医に相談したところ、集団生活ができれば大丈夫とのこと。今は徐々に年齢とともに落ち着いてきています。好きなことをしているときは集中しますし、保育園では落ち着いています。家では私がイライラせずに見守ることにしています。どこかの場に参加したときは、じっとしているようにとよく言い聞かせるよう努めています。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
身体が動くのか、ぐるぐる動き始めたときは、ひと言「じっとしなさい」と注意しますが、まず無理です。何か集中できるものを与えると落ち着きます。結婚式に参加したときも落ち着いて座っていました。イライラしたときは、周りを見ると、他の子も3分の1〜半数はごそごそしているので、うちの子だけじゃない、子どもなんだから今からじっとできなくてもいい、と考えるようにしました。すると気が楽になり、ストレスも子どもに伝わる量が減ったように思えました。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
一人で考えず、とにかくいろんな人にアドバイスをもらうこと。特に、専門家に話すと良いアドバイスをもらえます。それから、親の気持ちを落ち着けること。こちらがイライラすると、子どもの少しの行動でも気になってしまいます。年齢が増すにつれて、少しずつ落ち着いてくるようです。落ち着きがない子に、こんなふうに働きかけました
- ガミガミ怒っても効果なし。空手を習わせたら、落ち着いて話が聞けるようになり...
- じっとしていないのは、興味のアンテナを張っているから。成長と共に落ち着いて...
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- 自分ひとりで悩まないで身近な人や、看護師さんやお医者さんなど専門家の方々に...
- 「ちゃんとしなさい」でなく、どうしたらいいのかということを具体的に言葉かけ...
- 何でもいいから、お絵描きや塗り絵をやらせてみて、出来上がったものを貼って褒...
- 自分の思い通りにできるから嬉しいのではと言われ、ありのままの子どもを受け入...
- 活動的な子どもなんだと気持ちを切り替え、広い公園で遊ばせたり、手をつないで...
- 一緒に一つのもので遊ぶようにしたり、本を読んであげる時間を増やしてみました。
- 自分一人で考えず、お医者さんや保育士さんなど、専門家に相談。アドバイスをも...