甘えが強い
甘えてひとりでやろうとしない子に、こんなふうに働きかけました
3歳になった頃から娘の要求をすべて聞くのではなく、できない時はしっかり説明して納得させるようにしました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
第1子のため手をかけすぎたせいか、娘は家の中でも公園でも、何でもかんでも私に頼り、一人で遊ぶ事もできませんでした。家の中では仕方ないとしても、公園でも、私がちょっと他のお母さん方とお話していると、「ママお話しないで」と遠くへ連れて行こうとするのです。同じくらいのお友だちがひとりで遊んでいる姿をみると、「なぜ娘にはできないのか」と悩みました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
よく考えてみると、私が他のママたちと話したいという欲求を持ったため、それを邪魔する娘に悩んでいる事に気がつきました。以前は、初めての子ということもあり「子どもは遊ぶのが仕事」と考え、起きている間は常に一緒に遊んでたのです。弟が生まれた事もあり、娘が3歳をむかえるくらいまでは、初心に返って要求通りに遊ぼうと思いました。そうすると娘はとても満足したようで、弟をとてもかわいがってくれ、一緒に遊んでほしいという以外は要求しませんでした。しかし、私が電話中でも「遊ぼう」と要求してくるので、このままではいけないと考えました。そこで、3歳になった頃から娘が要求した時は言い聞かせるようにしました。公園でお母さんたちと話している時、「大事なお話が終わったら一緒に遊ぼうね」と言ったり、電話中も「大切なお話してるから待っててね」と少しの間待ってほしいと伝えました。娘は、少しずつガマンができるようになり、少しなら待ってくれたり、見える範囲なら私と離れて遊べるようになりました。さらに家の中で大好きな工作をひとりでやってみたり、公園でも、私がそばにいれば「お話しないで」と邪魔をする事もなくなりました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
ママと一緒にいたいという気持ちは変わらないようですが、ママにもやる事があり忙しいという事も少しは理解してくれています。ひとりでできる事も増え、食事や洗濯物をたたんだりとお手伝いもよくしてくれます。公園では親から離れて遊べるようになり、お友だちのお宅でも子どもたちだけで楽しく遊んでいます。集団に慣れる過程が終わると、楽しく遊べるようになるものだと思っています。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
どんな子もいつかは親離れして「一緒に遊ぼう」なんて言ってくれなくなるでしょう。今しかできない事を考え、やさしく見守り、ゆったりとした気持ちでいる事が育児には不可欠だと感じました。この時期は、要求を聞いてあげ、できるだけ応じてあげていれば、その親の姿勢を理解して思いやりのある人間に成長してくれると信じています。甘えてひとりでやろうとしない子に、こんなふうに働きかけました
- 子どもと一緒に競争してみたり、ほめたりおだてたりしながら、やる気にさせまし...
- 疲れている時や眠い時には無理をしないで、楽しく習慣づけてあげるといいと思い...
- ともかくほめてやる気を出させるようにしました。
- いろいろな人からアドバイスを受け、親を必要としているときは、無理に離さない...
- 3歳になった頃から娘の要求をすべて聞くのではなく、できない時はしっかり説明...
- 1人でも片付けられるように、お片づけの後には「お楽しみ」が待っていることを...
- おもちゃの片付けだけでもできるように、親と競争しながら楽しく片付けることを...
- 入園を機に、園のことは一人でできるよう粘り強く子どもの横について説得を続け...
- 自分で歩くよう、移動時間を短縮し遊ぶ時間を長くしたり、入園させることで子ど...
- 自分で食べるよう、食事が楽しくなる工夫をしたり、お友達と一緒に食事をする機...