二瓶 健次 先生

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症状・病名と予防接種

病気と予防アドバイス - せき

気管支炎2歳
寄せられたご相談

風邪をひいたあと、せきがなかなか治まらない娘。気管支炎とはどんな病気ですか。風邪とはどう違うのですか。

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2月になって子どもが風邪をひきました。熱も39度まで上がりましたが、1週間たった今は下がっています。でもせきだけはずっと続き、夜寝るときも苦しそうです。ママ友達に「気管支炎かも」と言われ、不安です。
気管支炎とはどんな病気ですか。風邪とはどう違うのでしょうか。

先生からのアドバイス
鈴木 博 先生

風邪は上気道にウイルスや細菌がついて起こる病気であり、気管支炎は病原体が気管支まで及んで炎症を起こす病気です。

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風邪は鼻やのどなどの上気道にウイルスや細菌がついて起こる病気なのに対し、気管支炎は、原因の約90%を占める風邪のウイルスが気管支に炎症を起こす病気で、生後6ヵ月から2歳前後の子どもが冬にかかりやすい病気と言えます。
タバコの煙やアレルギー因子なども気管支炎の悪化要因になります。

風邪がもとになって起こることの多い気管支炎は、初めの2〜3日鼻水やコンコンという乾いたせきが続きます。
その後、その乾いたせきが「ゼロゼロ」というせきになり、胸がゼーゼーしてきたら病院を受診した方がよいでしょう。

それ以外にも、38〜40度台の高熱が2〜3日以上続いたり、一度下がった熱がまた上がってきた場合、食欲がなくぐったりしている場合、せきと一緒に嘔吐した場合なども、至急病院を受診しましょう。

6ヵ月未満の赤ちゃんに多い「細気管支炎」は、気管支炎よりさらに肺に近い細気管支に炎症が起きる病気ですが、2歳以下のお子さんもかかることがあります。1〜2日鼻水が出ているなと思っていると、突然夜間に呼吸困難になり容体が急変する場合があるのです。RSウイルスの感染による例が多いです。
夜間、急にゼイゼイして、あえぎ呼吸になったら緊急を要するため、急いで救急病院に行きましょう。

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プロフィール

二瓶健次

二瓶健次

東北大学医学部卒業。東京大学小児科、自治医科大学小児科を経て、 1979年から2001年まで国立小児病院神経科医長、 2001年から2004年まで国立成育医療センター神経内科医長 、2006年から、東京西徳洲会病院小児センター神経・発達部勤務。 小児神経学、発達神経学が専門。

プロフィール

鈴木博

鈴木博

埼玉医科大学卒業。1991年埼玉医大小児科講師。1998年東京都品川区に「鈴の木こどもクリニック」を開設。監修書に「赤ちゃんの病気・けが&トラブル救急箱」(学研)等。昭和大学医学部客員教授。品川区議会議員。