家庭看護
子どもの体調の変化、こんな点に留意して観察していました
おしっこの量など、ふだんから子どもの様子を把握。病気の判断ができるように。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
体温が高い様子なのに、発熱か平熱か微妙で判断がつかなかったとき、どうしようかと不安でした。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
熱の上がり始めのころって、発熱に気づかないことも多いのですが、私はそんなとき、オムツを替えたら、約50ccの湯冷ましを子どもに飲ませ、それから2時間後のおしっこの状態や量を見ていました。うちの子の場合は、心配のない程度であれば、けっこう普通の量が出ますが、これからどんどん発熱しそうなときなら、発汗するせいか、あまり出ないことが多いみたいです。熱があると、うちの子は、目が充血したり、くちびるがとても熱くなったりするようです。子どものふだんのくちびるの温かさを頭に入れておいて、「発熱かな?」と思ったときは、くちびるの熱さも参考にして見極めたりしました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
平熱の範囲内か、発熱か、それが風邪のせいなのかは、だいたい見分けがつくようになったので、体調が悪い場合は早いうちに病院にかかっています。そのため、重い症状になったことはないです。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
突然の発熱とか、びっくりしてしまうときがあるけれど、そんなときは大きく深呼吸。そして、いつもと違うかどうか、子どもの様子をよく観察するといいと思いますよ。0〜1歳の子どもの体調変化の観察のポイント
たけなが かずこ 先生
子どもは言葉で体調の変化を伝えられないので、毎日の様子の変化を見ながら「いつもと違ってなんだか変」という「感じ」を大切にしていただきたいと思います。
■観察のポイント
1.あやしたときにご機嫌かどうか?
2.ミルクやおっぱいの飲み具合、離乳食の食べ具合などが、いつもと違っていないか?
3.動きが普段に比べてどうか?
4.眠りの具合は? すぐ目覚めてぐずったりすることはないか? 寝起きの様子はどうか?(赤ちゃんは寝起きが悪いということはまずありません)
5.顔の表情や呼吸のしかたに普段と変わったところはないか?
この5つのポイントで、様子を見て「なんだか変」と感じたら、さらに熱はないか、便はどうか 湿疹やふきでものは・・・・と症状を観察してください。
もともと母親にはわが子に限り有効な直感を持っている、と言われます。この直感は体験の積み重ねの中で育つものでもありますので、日々のちょっとした観察からのお母さんの実感を大切にして、お子さんを見守ってあげてください。
ゆとりを持ってお子さんを見守るためには、配偶者の協力も欠かせないもの。特にお子さんが1歳未満のときには、育児についての理解や協力を求めるなど、家庭の中でのコミュニケーションも十分にとれるようにしたいですね。