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家庭看護

子どもの下痢や便秘、このように対処していました

少量を何度も与える水分補給で下痢が改善。

K.Hさん Rくん (体験談当時の年齢:0歳4ヵ月頃〜1歳6ヵ月頃 男 第1子 広島県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

普段から便がひんぱんで、初めてのものを食べたり、風邪をひいたりすると、よく下痢をしていました。水分をとらないと脱水になるし、とり過ぎると下痢が続くので悩みました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

ジュースだとたくさんほしがるので、ふだんからあまり与えないように気をつけました。そして、水分は一度にたくさん与えるのではなく、少量を何度も与えるようにしました。それで、下痢が少しは改善されたような感じがします。哺乳瓶やストローだとすぐに飲み干してしまうので、生後半年くらいからコップの練習も始めることにしました。市販のおしりふきを使うと痛くて泣いてしまうので、オムツ替えのときはいつもお風呂でシャワーをしていました。シャワーが当たっても痛いときには、専用の洗面器にぬるま湯を入れて、タオルを優しく当てる程度にふいてやりました。そのあとは自然乾燥。オムツ替えをいやがらないように気を遣っていました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今ではもうオムツをすることもないし、ひどい風邪をひかなければ、下痢をすることもなくなりました。快便で、うらやましい限りです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもが病気などでグズグズ言って、それが何日も続くと、つい、イライラしがちですよね。でも、そのときはたいへんでも、親が一緒にがんばってあげることで、子どもも安心してくれるような気がします。家事が少々手抜きになっても、子どもの不安を取り除いてあげられるよう、私も努力していきたいと思います。

0〜1歳の子どもの体調変化の観察のポイント

たけなが かずこ 先生

子どもは言葉で体調の変化を伝えられないので、毎日の様子の変化を見ながら「いつもと違ってなんだか変」という「感じ」を大切にしていただきたいと思います。

■観察のポイント
1.あやしたときにご機嫌かどうか?
2.ミルクやおっぱいの飲み具合、離乳食の食べ具合などが、いつもと違っていないか?
3.動きが普段に比べてどうか?
4.眠りの具合は? すぐ目覚めてぐずったりすることはないか? 寝起きの様子はどうか?(赤ちゃんは寝起きが悪いということはまずありません)
5.顔の表情や呼吸のしかたに普段と変わったところはないか?

この5つのポイントで、様子を見て「なんだか変」と感じたら、さらに熱はないか、便はどうか 湿疹やふきでものは・・・・と症状を観察してください。

もともと母親にはわが子に限り有効な直感を持っている、と言われます。この直感は体験の積み重ねの中で育つものでもありますので、日々のちょっとした観察からのお母さんの実感を大切にして、お子さんを見守ってあげてください。

ゆとりを持ってお子さんを見守るためには、配偶者の協力も欠かせないもの。特にお子さんが1歳未満のときには、育児についての理解や協力を求めるなど、家庭の中でのコミュニケーションも十分にとれるようにしたいですね。

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