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家庭看護

子どもの下痢や便秘、このように対処していました

便秘に効きそうな方法を試しながらも、まずは早めに受診すべきだったと反省。

M.Sさん Yくん (体験談当時の年齢:0歳6ヵ月頃〜0歳11ヵ月頃 男 第2子 富山県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

もともと便秘がちだった二人目の男の子。月齢が上がるにつれて、どんどんひどい便秘をするように。長いときは、なんと1週間も続くほどでした。二人目ということもあり、病院へ行くのも、つい後回しになることもありました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

すぐに病院の薬に頼るのはいやだったので、とりあえず、育児書や祖母からの情報を頼りに、果汁、早めの離乳食開始、マッサージなど、自分でできることは何でもやってみました。効果もありましたが、どうしてもうんちが出ないときもあり、結局、病院を頼ったことも。薬で便を出してもらうときの様子は、本当に苦しそうでした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

離乳食が進むにつれて、自然に便秘は解消されたように思います。寝返りやハイハイができるようになり、運動量が増えたこともよかったのではないでしょうか。大人にとっては、便秘はそれほどたいへんなことではない場合も多いですが、小さい赤ちゃんにはおなかが苦しかったでしょうね。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

わが家の場合、二人目ということで、高熱やひどい症状でもない限り、病院へ行くことがおっくうになりがちでした。でも、小さなことでも、異変に気づいたら早めに受診するべきだと思いました。月齢的なこともあるでしょうが、体のどこかに不調を抱えているのは苦しいこと。それを早く解消してあげるのもひとつの愛情なんですね。

0〜1歳の子どもの体調変化の観察のポイント

たけなが かずこ 先生

子どもは言葉で体調の変化を伝えられないので、毎日の様子の変化を見ながら「いつもと違ってなんだか変」という「感じ」を大切にしていただきたいと思います。

■観察のポイント
1.あやしたときにご機嫌かどうか?
2.ミルクやおっぱいの飲み具合、離乳食の食べ具合などが、いつもと違っていないか?
3.動きが普段に比べてどうか?
4.眠りの具合は? すぐ目覚めてぐずったりすることはないか? 寝起きの様子はどうか?(赤ちゃんは寝起きが悪いということはまずありません)
5.顔の表情や呼吸のしかたに普段と変わったところはないか?

この5つのポイントで、様子を見て「なんだか変」と感じたら、さらに熱はないか、便はどうか 湿疹やふきでものは・・・・と症状を観察してください。

もともと母親にはわが子に限り有効な直感を持っている、と言われます。この直感は体験の積み重ねの中で育つものでもありますので、日々のちょっとした観察からのお母さんの実感を大切にして、お子さんを見守ってあげてください。

ゆとりを持ってお子さんを見守るためには、配偶者の協力も欠かせないもの。特にお子さんが1歳未満のときには、育児についての理解や協力を求めるなど、家庭の中でのコミュニケーションも十分にとれるようにしたいですね。

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