発達の気がかり
<寝返り>や<ハイハイ><つかまり立ち>など、「遅いのでは?」 と感じたときにこう考えこう対処しました
ハイハイできない子、かかりつけの先生のアドバイスをもとに対処しました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
7ヵ月少し前におすわりができました。次はハイハイだと思っていたのですが、はわないでおしりですりすりと移動するようになりました。姉の子にも親戚、友達の子にもそんなことをする赤ちゃんはいませんでしたし知りませんでした。母に見せると、たまにそんな子もいると教えてもらったのであまり気にしないようにしてました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
10ヵ月になっても、ハイハイ、つかまり立ちもできなかったので健診の時にかかりつけの先生に相談しました。「発達には早い遅いもあるし、はわなくても立つ子もいるので1才まで様子をみましょう」と言われました。好きな物を前に置いてもおしりで移動して取りに行くので、ハイハイはあきらめて、先生に言われたように、ひざの上でのピョンピョン運動やテーブルの上におもちゃを置いて、自分から取りに行きたいと思える状況を作るなどしていました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
1才になっても立たせれば立つのですが自分からつかまり立ちをしようとはしませんでした。そこで先生に相談に行きました。異常があるようには見えないので1才3ヵ月まで様子を見て立たなければ検査することにしました。1才1ヵ月前につかまり立ちするようになり、すぐにつたい歩きもできてびっくりしました。一人で上手に歩き出したのは1才3ヵ月過ぎでした。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
育児サークルに連れて行ってもびっくりされたし、「おしりですりすり移動する子には運動障害がある」と言われたこともあったので心配でした。小児科の先生に相談して不安を軽くするのもいいと思います。時期がこないとあせっても仕方がないと今は思えます。歩けるようになるとハイハイもできるようになりました。順番が違うこともあるようです。1歳前後の子どもの発達の気がかりへのアドバイス
たけなが かずこ 先生
1歳前後の子どもの発達は、まずは個人差がとても大きいのだという理解をしておきましょう。知的発達・身体的発達のバランスも個人差があり、また身体的にもハイハイしないでいきなり立つ子もいます。ご家庭では、遊びの場面を上手く使って身体の発達を促してあげるとよいでしょう。例えば、部屋の中で体を転がして寝返りの練習にしたり、お母さんの体や安全な場所につかまらせて立つ練習にしたり・・・など、ゆったりと見守りながら親子で過ごせるとよいですね。
そうはいっても遅くて心配、とても気になる、という場合はそのときに気がかりの内容をメモしておき、健診のときに相談することをお薦めします。6〜7ヵ月・9〜10ヵ月前後の健診は日本全国どこの自治体でも行っていますので、その機会に状況を伝えてアドバイスを仰いでください。
またお薦めしたいのは、ホームドクターを持つこと。小児科は病気になったときだけに行くところではなく、普段の子どもの生活や親の育児不安も含めた生活全般を支援してくれるところだと考えてください。特に発達については、経過を見てみないと判断できないことがとても多いので、定期的にホームドクターにかかることをお薦めします。定期的にかかることで、子どもの発達の経過をふまえた判断や処置をしていただくことができます。
<寝返り>や<ハイハイ><つかまり立ち>など、「遅いのでは?」 と感じたときにこう考えこう対処しました
- なかなか歩かなかった娘。心配もしたけど、その子なりのペースがあるんですね。
- 親が見本でハイハイを実践。まねしたがりの娘のやる気を誘って大成功!
- 子どもの個性を信じてあげましょう。
- ハイハイできない子、かかりつけの先生のアドバイスをもとに対処しました。
- 両足がつっぱり気味だった子、医師の指導を仰いで、つかまり立ち・抱っこに注意...
- ハイハイをやってみせながら、ゆっくりがんばっている娘に「がんばれ!」
- 寝返りをしない子、うつ伏せにして遊ぶ工夫をしてみました。
- 保健師さんのアドバイスを焦らず実践。寝返りもハイハイもできるように!
- 「そのうちに」と楽観していたら、いつの間にかお座りがじょうずに。
- 体格がいいと動きも遅れがちと聞き安心。それとも第一子はのんびり屋?
- たくさんの人と触れ合う中で前向きに。「今できること」がうれしいんです。
- 発達差は個性と理解。ほかの子と比べず、この時期を楽しもうという気持ちに。
- 発達上の不安をプロに相談。第三者の冷静なアドバイスに力強さを感じました。
- 発達が気がかりだったとき、あえて育児雑誌などの情報は目にしないようにしてみ...