第三者からの客観的なアドバイスも大切な情報でした。
T.Sさん Tくん (体験談当時の年齢:2歳10ヵ月頃 男 第1子)
園情報はこんなふうに収集しました
情報収集は、入園のちょうど1年前から始めました。地域に幼稚園がたくさんあったので、ひとつの園にしぼるのに、願書提出の当日まで悩みました。まず、地域の子育て情報誌の情報を参考に、見学したい園を5ヵ所選びました。園の窓口となる電話の対応に始まり、園の環境、先生の園児への対応、園児の表情などをポイントとして、見学しました。そして、在園児の保護者からの情報も積極的に集め、夏には3つの園にしぼりました。園をしぼり込んでいたことから説明会の日も重なることなく、すべてに参加できました。園見学のほかには、入園希望者に開放されている園行事に参加してみました。この情報が最も役に立ちました
やはり、行きたい園の在園生がいるご家庭からの情報は、最新なので役立ち度は大きいです。一般だと入りにくい人気の高い園も、紹介だと入れることがあるようで、そのような情報も得ることができました。最終的にヒトツの園に決定したキメテはこれです
入園前に、育児サークルに通っていたのですが、そこで、マイペースでまわりの子どもと一緒に行動できない息子を見て、「幼稚園の集団行動についていけるかしら」と心配でした。その不安を解消したくて、保健所の幼児相談室に行くと、専門の先生が「たとえマイペースの子どもでも見放さないで、子どもの話をよく聞く、丁寧な対応の幼稚園がよいのでは?」とおっしゃいました。その言葉から、子ども自身の気持ちが一番大事だとあらためて思い、最終的には私が選んだ園ではなく、子どもに合った園に決めました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
親の私が入園させたいと思う理想の幼稚園があったのですが、専門家から客観的なアドバイスをいただいたことで「あの園は本当に子どもに合うのだろうか」と考え直す機会を得ました。第三者からのアドバイスの力は大きいと思うし、それを素直に受け入れるこちら側の態勢が大切だと思います。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
皆さんも、子どもが元気に楽しく通える園選びができるといいですね。子どもに本当に合った園ならば、親も子も共に幸せな「幼稚園生活」を送ることができると思います。