薬のせいで母乳をあげられない自分を責めましたが、ミルクをあげるときのスキンシップをより大事にするようになりました。
H.Kさん Hくん (体験談当時の年齢:0歳4ヵ月頃〜0歳6ヵ月頃 男 第2子 東京都)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
私自身が病気で入院。実家の母に来てもらい、ミルクを飲ませてもらうようにしましたが、息子は、それまで湯冷ましを哺乳瓶で試したことはあるものの、それほど飲まず、母乳ばかりだったので、心配でした。強い薬を服用するので、母乳に影響があると言われ、張るおっぱいを搾乳して捨てていました。子どもを産んだ産院は母乳育児に熱心で、1歳までは母乳でがんばるように言われていたので、後ろめたい気持ちでいっぱいでした。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
実家の母に聞くと、息子は、最初こそ哺乳瓶をいやがっていたものの、おなかがすいたのか、ミルクを飲むようになったとか。息子がミルクを飲むかどうかも心配だったけれど、それより、自分が病気になってしまったため、母乳をあげられなくなったことを自分でひどく責めていたので、母の「何とかなるし、大丈夫だから、自分の病気を治すことに専念するように」との言葉に涙が出ました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
退院後も、薬を飲んでいるため、おっぱいをあげられなかったのですが、子どもの顔を見ながらミルクをあげるようにしました。それまで、おっぱいをあげながらテレビを見ていたこともあったので、「母乳、母乳と言うけれど、そんなんだったら、ミルクでもスキンシップを図れば、その方がずっといい」と思うようになりました。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
母乳不足や病気など、事情があってミルクに切り替えなくてはならないかたもいると思いますが、子どもはおなかがすけばなんとかするから大丈夫。それよりも、ご自身が後ろめたさを感じていたり、ご自分を責めたりしないでくださいね。気持ちを切り替え、おっぱい以外の方法でスキンシップを心がけるようにして、笑顔でいればいいと思います。