集中できる環境で、「ながらあげ」をしないように配慮。ダラダラ続いたら切り上げて興味をほかへ向けるようにしました。
K.Nさん Hちゃん (体験談当時の年齢:0歳8ヵ月頃〜1歳0ヵ月頃 女 第1子 神奈川県)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
おっぱいの時間がとても長くかかり、初めは「足りないのだろうか。出なくなってきたのだろうか」と思いましたが、子ども自身が遊びながら飲んでいるためだと感じるようになりました。それからは、おっぱいを吸い始めて、ある程度時間がたったら、口から離すようにしましたが、あっさりと離すときもあれば、泣いてほしがることもあり、そういうときはしかたなくあげていたものの、何とかならないものかと思っていました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
本人が目に映るものすべてに対し興味を示すようになってきて、おっぱいを吸っている間、キョロキョロすることが多かったので、おっぱいに集中できる環境で飲ませた方がいいかと思い、できるだけ気が散らないように心がけました。こちらもつい、テレビを見ながらなどの「ながらあげ」をしてしまうことが多かったのですが、そういうとき、子どもの方も遊び飲みをしていることが多かったので、できるだけ気をつけました。ダラダラと遊び飲みが終わらないときは、本人がほしがっても途中でやめてしまって、ほかの遊びに誘うなど、興味をほかへ向けるということもときには有効だと思いました。飲む量がミルクのようにはわからないので不安もありましたが、本当に飲みたいときは、ある程度は集中して飲んだので、あまり気にせずに、気持ちを切り替えるようにもっていきました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
初めのころは、「少しでもたくさん飲んでもらいたい」と思い、長時間でも吸わせてあげていましたが、短時間で切り上げた方が次のときによく飲んでくれたように思いました。そのときどきによっても違いはあるのですが、時間を見ながら、ある程度たったら終わりにする、ということを繰り返していくうちに、遊び飲みも減っていったような気がします。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
母乳は、飲む量がわからないこともあって、「ちゃんと飲んだのだろうか?」といったことが不安になりがちですが、月齢が上になっていけば、母乳の量はそれほど気にしなくてもいいように思います。遊び飲みをしていたら、さっさと切り上げることで、行動がまた変わってくることもあると思うので、足りているかどうかなどはあまり気にせずに、子どもの様子を見ながら、親の判断で終わりにするなど、なさってみてはどうかと思います。