気に入る乳首を探し当て、哺乳瓶でも飲むようになったものの、十分な量は飲まず、早めに離乳食を開始。
K.Mさん Kくん (体験談当時の年齢:0歳4ヵ月頃〜1歳0ヵ月頃 男 第1子 東京都)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
母乳だけで育てていましたが、3ヵ月を過ぎたころからおっぱいの出が悪くなってきたので、ミルクで補おうとしたところ、哺乳瓶の乳首をいやがり、どうしても口に含もうとしませんでした。当初はマッサージで出をよくしたりしてしのいでいましたが、4ヵ月に入るころから、自分でも出ていないのがわかるくらいになり、子どもの体重もどんどん減っていったので、もうミルクを飲ませるしかないと追い詰められていました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
保健師さんに相談したら、哺乳瓶の乳首をママの乳首に感触が似ているタイプのものに替えてみることや、口に含ませる前に人肌程度に温めるとよい、といったアドバイスをいただきました。そのとき、これまでずっと母乳だったんだから、違うものを受けつけないのは当り前だと気づき、なるべく母乳に近い感じでミルクを飲めるよう、いろいろと試しました。すると、シリコーンゴムの素材で口に含んでくれる乳首と出合えました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
そのうち、ストロータイプのトレーニングカップを使えるようになったので、ミルクが飲めない悩みが解決するのにもそれほど時間はかかりませんでした。それ以後、よく飲み、よく食べ、悩んでいたあのころのことがうそのようです。「やせて泣いてばかりいたのは誰だっけ?」なんて、ときどきからかいながら懐かしんでいます。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
当時は、栄養不足で死んでしまうんじゃないかと、飲ませよう飲ませようと焦ってばかりいました。でも、そうやって無理じいするのは逆効果以外の何ものでもありませんでした。ママ自身が、あっちがダメならこの手があるわ…と発想を換えて、おおらかに構えれば、子どもにも伝わるんだと思います。みなさんも、どうか焦らず、柔軟にがんばってくださいね。