かんしゃく
かんしゃくを起こす子、こう働きかけました
物心がつき、ますますひどくなったかんしゃくは、抱きしめることで少しは落ち着きました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
「3歳を過ぎると、物分かりもよくなって楽になるよ」と言われていたものの、一向に収まらないどころか、ますますひどくなるかんしゃくに、余計にいらだちを感じていました。ついこちらもムキになってしまい、「いい加減にしなさい!」と怒ってしまうことが多く、また「上の子のときは、こんなにひどくなかったのではないか」と比べてしまったりもして、私自身、余裕を持って接することができずにいました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
当時、幼稚園主催の「講演会」があり、「抱っこ」の重要性に関するお話を聞きました。「子どもが反発しても、倍の力で抱きしめる。すると子どもは、そっと力を抜いてくることがある。子どもにとって、抱っこは何より安心できるもの」といったお話だったのですが、「そういえば抱っこが少なくなっていたかも」と思い、かんしゃくを起こしたときに抱っこをしてみたところ、不思議と落ち着き、おとなしくなりました。それ以来、よく抱っこをするようになりました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
5歳を過ぎた頃から、とても落ち着いてきたように思います。それが「抱っこ」の効果なのか、時期的なものなのかはわかりませんが、子どもというのは、しっかりしてきたように見えても、4〜5歳くらいではまだまだ未熟で、気持ちをコントロールすることができない時期でもあるように思います。「引くに引けない」といったところもあるかと思うのですが、そんな時、抱っこをしてあげると、フッと気持ちが楽になるのかもしれない、と感じています。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
「いつまでかんしゃくが続くのか」ということで悩まれている方も多いかと思いますが、そのことについて深刻に考えてしまうと、余計に気になる部分がでてきてしまうのではないでしょうか。幼稚園などに通うようになると、しっかりしてきたようにも思え、つい子どもに高度な要求をしがちですが、幼児期はまだまだスキンシップが一番の時期。イライラしたら、「抱っこ」してあげてみてはいかがでしょうか。場所を選ばず泣きわめく子、こんなふうに接しました
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