目標6 安全な水とトイレを世界中に

目標6 安全な水とトイレを世界中に 『未来』と向き合う夏にしよう SDGs×自由研究

どんな目標?

世界では安全な飲み水を手に入れることができない人がたくさんいます。 水は生活を支える重要な基盤。安全な水が手に入らないことは、病気や命を落とすことにもつながります。 すべての人々に管理された安全な水が行き渡るようにすることが求められています。

ろ過実験をしてみよう!

よごれた水をキレイにするためには、何をする必要があるのでしょう?汚れた水をキレイにする「ろ過」の実験を通して、「安全な水」は当たり前にあるものではないことを体感しましょう。

やってみよう!

用意するもの

  • 同じ形の空のペットボトル2本
  • 小石
  • 活性炭
  • 綿
  • カッター
  • ビニールテープ
  • ガーゼ
  • 輪ゴム
  • どろ水

活性炭はオームセンターやインターネットで購入できます。

ろ過装置を作ろう!

  • 1本のペットボトルの底の部分と、もう1本のペットボトルの注ぎ口から10cmほどの部分をカッターで切り取りましょう。

  • ペットボトルの切り口をビニールテープで保護しましょう。

  • 注ぎ口にガーゼをかぶせて輪ゴムでとめましょう。

  • 下から小石→綿→活性炭→綿→砂の順でしきつめましょう。 ※ペットボトルのサイズによりますが、小石と活性炭は3cmくらい。砂は6cmくらいにすると良いです。

  • 受け皿となるペットボトルに重ねましょう。

ろ過してみよう!

泥水を用意して、上から流し込んでみましょう。

まとめよう!

ろ過した感想をまとめよう(ふり返り)!

やってみよう!を通して感じたこととを書いてみよう。

わたしのアクション(やること)を宣言しよう!

SDGs の目標「6:安全な水とトイレを世界中に」を踏まえて、自分ができることを宣言しましょう。

例) ・ろ過の実験をして、キレイな水を作るのはとても大変だということがわかった。これからは今までよりも水を大切に使うようにする(水をだしっぱなしにしない/はみがきしている時はじゃぐちをしめる・・・)

まとめよう

例)

さらに深める!

さらに研究を深めたい場合は、以下のようなステップで研究してから「わたしのアクション宣言」をしてみよう。

身の回りで調べよう!

インターネットや図書館で、水道水がとどくまでの仕組みを調べよう!

<参考サイト> 東京都水道局 水源・水質 https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/topic/26.html

近くに見学できる施設がある場合は見学してみよう!

世界について調べよう!

インターネットや図書館で、世界の水に関わる問題について調べよう!

<参考サイト> 国土交通省 国際的な水資源問題への対応 https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_tk2_000021.html

国際連合広報センター 安全な水とトイレを世界中に https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/sustainable_development_goals/water_and_sanitation/

参考になる本

図解でわかる14歳からの水と環境問題

著者:インフォビジュアル研究者 出版社:ナツメ社

カカ・ムラドーナカムラのおじさん

原作:ガフワラ 出版社:双葉社 ※アフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師。その功績を後世に伝えるために現地で刊行された絵本の日本語版。

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