目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
豊かな国と貧しい国の差を生み出している原因の1つは、インフラ(電力、水道、インターネットなどの社会を支える基本になるもの)や技術力の差です。 これ以上、豊かな国と貧しい国の差が広がらないように、世界中のより多くの地域でインフラの状態を整えたり、科学・研究を通して技術力を高めたりできるようにする必要があります。
未来の技術について調べて
「推しテック」を決めよう!
やってみよう!
用意するもの
- インターネットに接続できるパソコン
- ワークシート
- ノート
「未来年表」から未来の技術の情報を探そう!
博報堂生活総合研究所 未来年表 https://seikatsusoken.jp/futuretimeline/
野村総合研究所 NRI未来年表 2021-2100 https://www.nri.com/jp/knowledge/publication/cc/nenpyo/lst/2021/2021/2021
くわしく調べて、自分が一番期待や注目をしている技術を選ぼう
例)
技術名:宇宙エレベーター | |
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どんな技術なのか | 上空10万キロメートルにある宇宙ステーションと地上をケーブルでつなぎ、エレベーターのように往復できるようにする |
実現が期待されている時期 | 2050年ごろ |
実現するとできるようになること | 宇宙服なしでだれでも宇宙ステーションに行き、星空観察や無重力サッカーを楽しめるようになる。また、宇宙ステーションから月面に小型宇宙船を飛ばして月の鉱物資源を発くつしたり、宇宙太陽光発電の仕組みを作ったりしやすくなる それ以外にも、宇宙に人や物を送り出す時にかかるお金がロケットにくらべてはるかに少なくてすむようになることで、宇宙旅行や宇宙開発の可能性が大きく広がる |
言葉の説明 |
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参考にした資料 |
①一般社団法人宇宙エレベーター協会のホームページ http://www.jsea.jp/index.html ②朝日新聞デジタル『宇宙エレベーターに挑む 総工費10兆円「理論上可能」』(2018年1月21日) https://www.asahi.com/articles/ASKDZ755BKDZUDCB008.html |
まとめよう!
わたしのアクション(やること)を宣言しよう!
やってみよう!を通して感じたことと、SDGs の目標「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」を踏まえて、自分ができることを宣言しましょう。
例) ・未来年表を見て、自分が生きている間にこれだけたくさんの技術が発明されるかもしれないことがわかって楽しみになった。これからは、新しい技術についてのニュースを新聞などで読んだり、お父さんお母さんとそのニュースについて話したりしてみようと思う。
まとめよう
例)
さらに深める!
さらに研究を深めたい場合は、以下のようなステップで研究してから「わたしのアクション宣言」をしてみよう。
身の回りで調べよう!
科学技術の博物館で、未来の技術について調べよう!
<参考サイト> 日本科学未来館 https://www.miraikan.jst.go.jp/
大阪科学技術館 http://www.ostec.or.jp/pop/
参考になる本
サイエンス プラス もののしくみ大図鑑 なぜうごく?どうちがう?
著者 :ジョエル・ルボーム、 クレマン・ルボーム 監修:村上 雅人 出版社:世界文化社
ためしてわかる身のまわりのテクノロジー: AI時代を生きぬく問題解決のチカラが育つ
著者:ニック・アーノルド 監修:ガリレオ工房 出版社:誠文堂新光社
総合監修:門川良平/「子どもと大人のSDGs学習ゲーム Get The Point」開発者
大学卒業後ベネッセコーポレーションに入社。進研ゼミ小学講座の教材開発、マーケティングに従事した後、通信制大学にて学び直し小学校教員免許を取得。都内の公立小学校にて教壇に立つ。その後、出版社にて学習事業のプロデューサーを経て独立。独自に開発した小学生から学べるSDGsゲームで、ワークショップ型の学びを展開中。
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