目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
石油、石炭、天然ガスなどの資源には限りがあります。 また、使用する過程で温室効果ガスを出し、気候変動を引き起こすとされています。 環境を守り、この先も使い続けられるエネルギーの確保のために、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの利用を広げていく必要があります。
自然のパワーを実感!
太陽光であたたかいお湯をつくってみよう
やってみよう!
用意するもの
- ペットボトル3本
- 黒い画用紙
- 白い画用紙
- 温度計
- 軍手
- 実験メモ(テンプレートあり)
条件を変えたペットボトルを用意しよう
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白い画用紙でペットボトルを包み、テープで固定しましょう。
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黒い画用紙でペットボトルを包み、テープで固定しましょう。
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①②で作成したペットボトルと、何も手を加えないペットボトルの3本にそれぞれ同じ量の水を入れましょう。
-
実験を始める前の水の温度は何度か、温度計ではかって実験メモに記録しましょう
太陽の光にあてて実験しよう
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太陽の光があたるところにペットボトルを置きましょう。昼間の日ざしが強い12時〜15時頃に実験するのがオススメです。 ※必ず十分な熱中症対策をとって実施してください。
-
20分ごとにペットボトルのキャップを外し、温度をはかり、実験メモに記録しましょう。温度だけではなく、雲の様子や天気なども合わせて記録しておくとふり返りの時に役立ちます。
- ※温度をはかるときに水をこぼさないように注意して作業しましょう。
- ※ペットボトルは熱くなってくるので、軍手をはめて作業するようにしましょう。
まとめよう!
実験結果をまとめてふり返ろう
実験結果は、このようにおれ線グラフにまとめるのがオススメです。
実験結果は、このようにおれ線グラフにまとめるのがオススメです。
例)
- アルミホイルで作ったついたてをペットボトルの周りに置いて、太陽の光がペットボトルに集まるようにする。
- 紙ではなくて黒い布を巻きつけたペットボトルでやってみる。
わたしのアクション(やること)を宣言しよう!
やってみよう!を通して感じたことと、SDGs の目標「12:つくる責任 つかう責任」を踏まえて、自分ができることを宣言しましょう。
例)
- 自然にはすごい力があることがよくわかった。これからも太陽の光だけではなく、水力や風力などの化石燃料を使わない自然エネルギーについて調べていこうと思う。
- むだに電気を使わないようにしながら、自分の生活の中に自然エネルギーを取り入れるためには何ができるのか考えていく。
まとめよう
例)
さらに深める!
さらに研究を深めたい場合は、以下のようなステップで研究してから「わたしのアクション宣言」をしてみよう。
身の回りで調べよう!
住んでいる地域の次世代エネルギーパークを調べてみよう!見学できる施設もあるよ。
<参考サイト> 経済産業省 資源エネルギー庁 次世代エネルギーパーク https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/park/index.html
参考になる本
エネルギー危機のサバイバル1・2
著者:金政郁/韓賢東 出版社:朝日新聞出版
総合監修:門川良平/「子どもと大人のSDGs学習ゲーム Get The Point」開発者
大学卒業後ベネッセコーポレーションに入社。進研ゼミ小学講座の教材開発、マーケティングに従事した後、通信制大学にて学び直し小学校教員免許を取得。都内の公立小学校にて教壇に立つ。その後、出版社にて学習事業のプロデューサーを経て独立。独自に開発した小学生から学べるSDGsゲームで、ワークショップ型の学びを展開中。
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