甘い義母にべったりで家に帰りたがらない息子、本当はストレスがたまっている義母の本音を聞きだしました。
M.Fさん Rくん (体験談当時の年齢:2歳9ヵ月頃 男 第1子)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
下の子の出産の際、1ヵ月ほど主人の実家にお世話になり、その間、長男は義母にすっかり甘やかされました。毎日好きなようにオモチャを買ってもらい、食事どきでも好きなようにおかしを食べ・・・、といった状態でした。家に帰ってからも長男の義母ベッタリが直らず、「帰りたくない。おばあちゃんちに泊まる〜」といって、1週間も泊まりっぱなしということも・・・。私は息子と一緒に過ごすことがまったくできず、やりきれない思いでした。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
まずは息子と話し合いました。「オモチャは本当にほしい物をパパに買ってもらおうよ。お誕生日の時はパパに、クリスマスにはサンタクロースにお願いしよう。それからママが作ったご飯、一緒に食べたいな」などと話し、かわいいおにぎりを作ったり、義母ができないことを一生懸命考えたりしました。でも本人はまったく聞く耳を持ってくれませんでした。義母も毎日息子に振り回されて、少々迷惑がっていたようなので「たまには一人の時間がほしいんじゃない?」と、さり気なく聞いてみました。すると、実は趣味を楽しみに出かけたい、でも息子にはいい顔がしたい、ということでストレスになっていた様子。本音は、泣かれてもいいから、私に連れて帰ってほしいと思っているようでした。そこで、息子を無理やり連れ帰りましたが、息子は泣きっぱなし。その後も相変わらず、おばあちゃんベッタリでしたが、下の子が私の手から離れるにつれて、だんだんとママと過ごすのも楽しいと思うようになってきたようです。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
義父母は相変わらず、息子がほしいという物は何でも買って与えている様子です。幼稚園に通うようになってからは、「暗くなったら家に帰る」「ご飯はママの家で食べる」「おばあちゃんの家に遊びに行くのは、おばあちゃんから誘われた時だけ」と父親とも約束させましたが、ちっとも守られていません。ただ最近は、義母も出かけることが多くなり、息子のほうから遊びに行くことが減りました。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
相手が義父母だけに、難しいことってありますよね。でも一番大事なのは、相手の本音を聞くこと。それが簡単にできたら悩まないのは事実ですが、義父母を傷つけないよう気を遣っているということは、それだけ義父母を大事に思っていることの証拠だと思って、勇気を持って話してみてください。それから一度離れた子どもの気持ちを取り戻すのは、やっぱり愛情。何だかんだ言っても、最後は親のところに戻ってくるものです。