- 監修:磯部頼子先生
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啓子先生からの入園アドバイス
啓子先生 | ちー先生 | ハジメ先生 | ||||
幼稚園教諭暦ウン十年のベテラン。どんな問題も、啓子先生が来ればすべて解決! | 幼稚園教諭暦3年。こどもたちと遊ぶときも全力、叱るときだって全力! | 幼稚園教諭暦1年目。落ち着きのある癒し系。でも体を動かす遊びでは別人に! |
子どもって、おうちのかたの変化にとっても敏感ですよね。 |
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そうね。子どもにとって一番心の支えになるのは、自分がおうちのかたに愛されて、しっかり守られているんだという実感だということがよくわかるわね。そのおうちのかたとの安心感と信頼感とが、新しいことにチャレンジする意欲を支えているのよ。 |
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誰かと仲良くなったり、一緒に何かをしたりする楽しさも、おうちのかたとのいい関係が根っこにあってこそ感じられるような気がしますね。 |
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私たちはいくら努力しても限度があるから、おうちのかたの代わりにはなれないですしね。 |
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だからいずみちゃんの場合のように、おうちのかたにも不安があるなら、それをサポートしていくことが大切。子どものどんなところを見てあげたらいいのか、私たちが発見したその子のいいところや成長の様子を伝えていくことが必要でしょうね。 |
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おうちのかたから離れている場だからこそ見えるがんばりや成長もありますよ。 |
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おうちのかたと保育士との信頼関係も重要かもしれません。僕たちが信頼してもらえていないと…。 |
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それには、おうちのかたの育児の苦労や不安を理解することが必要ですね。おうちのかたが安心感をもって接している相手には、子どもも心をひらいてくれるわ。 |
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子どもとの関係を変えていくのには時間がかかることもあるかもしれないけど、園での様子をきっかけに親子の関係がもっとよくなればいいですね。 |
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それが、子どもが自分の気持ちを自分の力で立て直していく第一歩にもつながるんですよ。 |
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入園したら、みんなと仲良くなってほしい、いろいろな活動に積極的にチャレンジして楽しんでほしい、誰でもそんな願いをもつと思います。そのためにも、今一度、わが子との関係を見つめ直してみることが必要でしょう。
大人は「子どもを愛しているのは当たり前のこと」と思いがちですが、その愛情が子どもにちゃんと伝わっているかどうかがとても重要なのです。具体的には、子どものよさを見つけてそれをどんどん伝えてあげたり、子どもの小さな成長を見つけて認めたりすること。そうすれば、子どもはおうちのかたが自分をちゃんと見てくれているんだと安心しますし、信頼感も深まります。反対に否定されてばかりでは、自分の存在そのものへの自信が揺らいでしまいます。
おうちのかたとの信頼関係がしっかりはぐくまれている子は、家族から離れた場所でもその愛情に支えられ、安心して、自分らしく生活することができます。
大人は「子どもを愛しているのは当たり前のこと」と思いがちですが、その愛情が子どもにちゃんと伝わっているかどうかがとても重要なのです。具体的には、子どものよさを見つけてそれをどんどん伝えてあげたり、子どもの小さな成長を見つけて認めたりすること。そうすれば、子どもはおうちのかたが自分をちゃんと見てくれているんだと安心しますし、信頼感も深まります。反対に否定されてばかりでは、自分の存在そのものへの自信が揺らいでしまいます。
おうちのかたとの信頼関係がしっかりはぐくまれている子は、家族から離れた場所でもその愛情に支えられ、安心して、自分らしく生活することができます。
※ここでご紹介している事例やアドバイスは、磯部先生監修の「子どもの発達と保育のポイント」を元に作成しています。