【定期テスト対策・日本史】普段の勉強や定期テスト対策は、どうやって進めていけばいいですか?
高校の日本史は、覚えることがたくさんあります。毎日少しずつでも勉強した方がいいのはわかっていますが、他の教科の勉強などもありなかなか手がつけられません。何かよい学習法や定期テスト対策があったら教えてください。
進研ゼミからの回答
【質問の確認】
こんにちは。
いただいた質問についてお答えしていきましょう。
「高校の日本史は、覚えることがたくさんあります。毎日少しずつでも勉強した方がいいのはわかっていますが、他の教科の勉強などもありなかなか手がつけられません。
何かよい学習法や定期テスト対策があったら教えてください。」
というご質問ですね。
【解説】
高校の学習は、教科書の情報量も難易度も中学よりアップします。
その上、勉強する科目も多く、何かと大変になっていくので、日本史の学習は短時間で効率的にすませたいものです。そこで、なるべく授業中に重要ポイントを押さえ、そのポイントを演習問題で確認することが、定期テスト対策にもつながります。
(1)授業中に重要ポイントをおさえる
日本史学習を効率的に進めていくには、授業中に授業の内容をしっかり理解し、ポイントを おさえることが重要になってきます。
押さえるべきポイントは、「黒板の赤字」や、先生が「ここは大事だぞ!」と言っていたところになるので、もらさずに理解し、きちんとノートにメモしておきましょう。
また、授業中のポイントを、関連事項とあわせて押さえておくと効率的です。
たとえば、中大兄皇子という人物をキーにした場合、「大化改新」「天智天皇」といった関連事項をあわせて押さえていくことで、知識の幅が広がっていきます。
(2)短時間の復習
一度、頭に入れたことを忘れないようにするためには、繰り返し学習していくことが重要です。 まずは、学校で授業があった日に、短時間でいいので復習しましょう。
定期テストでねらわれやすいのも、「黒板の赤字」や先生が「ここは大事だぞ!」と強調したところや教科書の太字用語の部分です。その点を中心にノートの見直しをし、プリントが配布されて いる人はプリントの見直しをしておきましょう。
わからなかったところを教科書などで確認し、あいまいだったところをしっかり理解しておきましょう。
(3)演習問題を解く
重要ポイントをしっかり頭に入れたら、学校で使っている問題集や、自分で用意した問題集を使って演習をしていきましょう。ポイントを押さえるだけではなく、自分はどこがわかっていないのか、あいまいなのかを、実際に問題を解いて確認することが大切です。
問題を解いた後は、間違ったところをしっかりおさらいして、テストで問われるポイントをもらさず押さえておきましょう。
【アドバイス】
重要用語がたくさん登場しますが、暗記するだけではなく、歴史の大まかな流れを押さえた上で 「誰が」「いつ(年代・どんな背景で)」「何を(事件など)」「どうなった(結果)」に注目しながら覚えていくと、理解もしやすく、忘れにくくなりますよ。