【定期テスト対策・地理】普段の勉強や定期テスト対策は、どうやって進めていけばいいですか?
地理の授業を受けているのですが、毎日の授業の予習・復習をどの程度すればいいのか、また定期テストの対策として何をすればいいのかがよくわかりません。地理の勉強の仕方を教えてください。
進研ゼミからの回答
【質問の確認】
こんにちは。
いただいた質問についてお答えしていきましょう。
「地理の授業を受けているのですが、毎日の授業の予習・復習をどの程度すればいいのか、また定期テストの対策として何をすればいいのかがよくわかりません。地理の勉強の仕方を教えてください。」
というご質問ですね。
【解説】
高校の学習においては、学校で学んだことすべてを、帰宅後に丁寧に復習するのが難しくなります。だから、地理の学習ではなるべく授業中にその内容を理解し、重要ポイントがわかるようにノートにまとめていきます。ポイントがわかりやすい「授業ノート」は、効率よく定期テスト対策を進める上でも役立ちますよ。
(1)予習・復習はポイントを押さえて効率よく!
予習は、授業の準備をすることであり、授業時間を効率よく活かすためのものです。授業中に先生の説明や内容がちんぷんかんぷんで頭に入らない場合などは、事前に予習をしておくことをおすすめしますが、多くの時間を割く必要はありません。授業範囲の教科書をさっと読み、1つや2つは「なぜだろう?」とか、「ここがよくわからない」という箇所を見つけておくことが重要です。疑問点をあらかじめ発見しておくことで、興味を持って授業を受けることができるようになります。
復習は、授業で習ったことを確認し、知識として定着させるためのものです。
授業で「よく理解できた」と思ってもすぐに忘れてしまう場合は、授業を受けたその日のうちに、 短時間でもいいので必ず復習をするようにしましょう。
授業で配られたプリントやノートにさっと目を通し、学習した内容の中でわからないところがあったら、教科書や資料集で理解しておきましょう。
地域の位置や地形などを地図帳で確認しながら、イメージを頭に描いておくのも効果的です。
そうすることによって、より理解が深まり、頭にインプットした知識が忘れにくく確かなものになります。
(2)教科書やプリントの「資料」に注目!
まずは、教科書や授業ノート・プリントを読み込みましょう。
教科書やプリントには、どのページにも写真・分布図・統計グラフ・地形図などがたくさん載っています。これらを資料といいますが、実は「資料」に重要事項が凝縮されているのです。
略図から地形の名称を問われたり、雨温図を見て気候区分を問われたりする問題は決して少なくありません。
各地域の特徴や様子、貿易や経済の状況などを資料から読み取れるよう、日頃から資料に慣れておきましょう。
また、地理では地図帳も重要な資料です。教科書に出てくる地名は必ず地図上で位置を確認したり、統計の上位3か国の位置を押さえたりと、活用法はいくらでもあります。定期テスト対策としては、教科書・地図帳・授業ノートのすべてを照らし合わせながら、学習内容を丹念にチェックしていくのが効果的です。
【アドバイス】
地理の重要事項は丸暗記ではなく、「どうしてその特徴が現れるのか」の背景や理由を考えながら資料をチェックしていくことで、理解も定着しやすくなります。