【定期テスト対策・世界史】定期テスト勉強の2つのコツ
テスト範囲は広いし,覚えなきゃならない言葉はたくさん出てくるし…。
テスト勉強の進め方がわからなくて不安です。
進研ゼミからの回答
【質問の確認】
「テスト範囲は広いし,覚えなきゃならない言葉はたくさん出てくるし…。
テスト勉強の進め方がわからなくて不安です。」
というご質問ですね。
それでは、世界史の定期テスト勉強の進め方についてアドバイスさせていただきますね!
【解説】
“やみくもに暗記”はムリ! 大きな流れを確認しましょう
教科書も分厚く学ぶ内容がぎっしりの世界史。
当然テスト範囲も広くなり,年号や人名を片っ端から暗記していったのでは,とても頭に入りきりません。
いきなり細かい知識を暗記するのではなく,まずは“どんな原因で何が起きたか,その結果どうなったか”という大きな流れをつかんでいきましょう。
それから教科書,ノート,プリント,資料集などを活用して,細かい知識を身につけていきましょう。
≪まずは地域・国家ごとの流れをつかむ≫
世界史ではヨーロッパ,中国,西アジア,南アジア…など,さまざまな地域の歴史を学びます。
1回のテスト範囲でもたくさんの地域が登場するので, まずは地域ごと,国家ごとの歴史の大きな流れを確認することが必要です。
そのうえで,今度はその大きな流れに関連づけるかたちで,必要な事項・年代・人名・地名などを整理していきましょう。
≪教科書の太字は必ずチェック≫
教科書で太字になっているところは,歴史の流れの中で重要な役割を持つ用語。
事件名や人名,地名など,テストでも問われやすい事項なので,確実に押さえておきましょう。
また世界史では,都市名や国の領域など,地理的な位置を把握していることがとても重要なので,教科書に載っている地図にも要注意!
たとえば明代なら,都のおかれた南京はどこか,最盛期にはどこまでその領域を広げたのかといったことなどを, 地図を見て確認しておきましょう。
【アドバイス】
範囲の広い高校の定期テスト勉強で、範囲の最初の方から、細かい暗記をはじめてしまうと、 テスト前日になってもまだ半分残っている…なんて失敗談も。
ひとつずつ完ぺきにしてから先に進むのではなく、まずテスト範囲全体の大きな流れを確認する ようにしましょう。その際は、年表や地図を上手に活用していきましょうね。