【波の性質・音波】正弦波の式にはsinやcosが出てきますが,違いがわかりません。
正弦波の式は,sinのときとcosのときがありますが,どういうときがsinでどういうときがcosになるのかわかりません。
進研ゼミからの回答
【質問内容】
《正弦波の式にはsimやcosが出てきますが,違いがわかりません。》
正弦波の式は,sinのときとcosのときがありますが,どういうときがsinでどういうときがcosになるのかわかりません。
【質問への回答】
実際に,sinやcosのグラフの違いを比べてみましょう。正弦波の式には,次の4種類の式があります。
グラフの形は同じであることがわかるでしょう。
違っているのは,始点の位置:x=0のときのyの値と,xが増加するとき,yは増加するのか減少するのか,ということです。この違いは問題文の設定によって決まってきます。
では,水平ばね振り子を例にとって,違いを見ていきましょう。
図のように,振動中心を原点とし,水平右向きをx軸の正の向きにとり,触れ幅をA,角振動数をωとします。
【学習アドバイス】
波についても水平ばね振り子と同じことがいえます。
始めの位置と,微小時間後,変位が正に変わるのか負に変わるのか,を問題文からしっかり読みとって考えていきましょう。図を描いて考えるとわかりやすくなりますよ。