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地学基礎 定期テスト対策【地球を構成する岩石】SiO2とSiO4の違い

【地球を構成する岩石】SiO2とSiO4の違い

SiO2とSiO4って何が違うんですか?

進研ゼミからの回答

こんにちは。 さっそく質問に回答しますね。
【質問内容】
【問題】
火成岩を構成する主要な鉱物は,SiとOからできたものが多数集まって骨格をつくる。
4つのOが1つのSiをとり囲んだ構造を何というか。
【答え】

SiO4四面体


【火成岩の分類についての説明】

岩石の化学組成から、SiO2の量(質量%)の少ない順に超塩基性岩、塩基性岩(苦(く)鉄(てつ)質(しつ)岩)、中性岩、酸性岩(ケイ長質岩)に分類される

について、SiO2とSiO4の違いは何か、というご質問ですね。

【質問への回答】
主要造岩鉱物は多数のSiO4四面体が規則的に結合してできています。

主要造岩鉱物はSiO4四面体が集まってできているので、ケイ酸塩鉱物と呼ばれる。このSiO4四面体において、O原子が隣り合う2個のSi原始に共有されて結合している場合、Si原始1個当たりのO原子は1/2個ずつが4個となります。よって、Si:O=1=1/2×4=1:2となり、組成を示すときにはSiO2と示します。SiO4四面体が独立しているかんらん石の場合は、化学式で示すと、(Mg2Fe)2SiO4となります。四面体の間をMg2+やFe2+がつないでいます。Mg2+やFe2+はOと結びついた酸化物になっています。組成を考えるときにはMgOやFeOとSiO2として考えます。このように、造岩鉱物の構造についてはSiO4四面体構造で考えますが、鉱物の組成についてはSiO2で考えます。岩石を構成する鉱物はこのようにほとんど酸化物となっているので、組成を表すときは酸化物の割合で表します。

【学習アドバイス】
代表的な造岩鉱物については,それぞれの構造の特徴を理解しておくことが重要です。
また,火成岩の分類については,下の表を詳しく確認して暗記しておくようにしましょう。

今後も『進研ゼミ高校講座』を使って,得点を伸ばしていってくださいね。

火成岩の分類を表した図

  • ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。

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