【暗記術・公民】アルファベット略称を覚えるコツ
アルファベットの略称を覚えてもすぐに忘れてしまいます。どうしたらよいでしょうか?
進研ゼミからの回答
【質問の確認】
「アルファベットの略称を覚えてもすぐに忘れてしまいます。どうしたらよいでしょうか?」 というご質問ですね。
それでは、定期テストでもよく出てくるアルファベットの略称の覚え方についてアドバイスさせていただきますね!
【解説】
テストで、
「……貿易紛争の処理をしている機関はどれか。 A.WHO B.WTO C.ILO」
という問題を解きながら、
「あー、日本語ならわかるのに」、「せっかく暗記したのに忘れちゃった」などと思ったことはありませんか。
時間をかけて丸暗記しても、記号を覚えているのと同じだから、すぐに忘れてしまいます。
しかし、時間をかけずに効率的に覚えられ、それでいて忘れにくい覚え方があるのです。
国際組織などでよく見るアルファベット略称は、英語表記の頭文字であることがほとんどです。
だから、英単語とその意味をおさえておくのが最も忘れにくく効率的に覚えられる方法なのです。
例えば、WTOは世界貿易機関の略称で、英語表記では、World Trade Organizationとあらわされます。
その頭文字をとって「WTO」。
また、NAFTA(North America Free Trade Agreement、北米自由貿易協定)や FTA(Free Trade Agreement、自由貿易協定)のように
同じアルファベットであれば同じ意味であることも多いので関連付けて覚えられます。
また、Wなら「世界」、Iなら「国際」、UNなら「国連」に関係するものなども覚えておくと便利です。
【アドバイス】
アルファベット略称を覚えるときは、英語表記と日本語の意味をあわせて覚えていくようにしましょう。
テスト中に急に忘れてしまった…ということがなくなりますよ。