【暗記術】教えて覚える暗記術
「人に教えると覚えやすい」とよく聞くんですけど本当ですか?
相手は誰でもいいんですか?
進研ゼミからの回答
【質問の確認】
「人に教えると覚えやすい」とよく聞くんですけど本当ですか?
相手は誰でもいいんですか?
という、暗記術についてのご質問ですね。
【解説】
「教えて覚える暗記法」わりと定番になっているので、やったことがある人も多そうですね。
どうしてその方法で暗記しやすいのか、仕組みを知って理解しながら実践しないと、効果を活かしきれないので、仕組みをご紹介しておきますね。
「教えて覚える」1番のポイントは「自分の言葉で教えること」です!
教える、といっても教科書に書いてあることをそのまま読んでいるだけでは効果半減です。
自分が習った“知識記憶”を教えよう、と思うと
「あれ?ここどうなっているんだろう?」と「理解したつもりになっていた部分」に気付くところもあると思います。あいまいな部分があると、人に説明するのは難しいですよね。教えようとすることで、知識を整理することができるんです。
そこで整理できた知識を、友だちや家族に伝えます。
自分が教える側になると、教えた「経験」として脳に記憶され、「あの時こんなふうに話したな」 と思いだすきっかけにもなります。
相手は誰でも大丈夫ですが、質問してくれる人だと、指摘されたところが、より記憶に残りやすくなるのでいいですね。
【アドバイス】
「知識」をインプットしていくだけだと、つい「分かったつもり」「覚えたつもり」になりがちです。
人に教えることで、
★あいまいになっているところがないか、自分の知識が整理できる
★人に話すと口も動かし、耳から情報も入るので、聴覚も刺激され脳に定着しやすくなる
★教えたときの状況や「こんな質問されたな」という経験がきっかけで思い出しやすくなる
こんな効果が期待できます!
ぜひ「教えて覚える暗記術」の効果が出る理由を意識しながら、友だちや家族と一緒に
トライしてみてくださいね。