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効率的に覚えられる暗記術 定期テスト対策【暗記術・英語】前置詞の持つイメージ



【暗記術・英語】前置詞の持つイメージ

前置詞と名詞を組み合わせた表現について、前置詞の持つイメージを教えてください。

進研ゼミからの回答

  

【質問の確認】

こんにちは。
いただいた質問についてお答えしていきましょう。

「前置詞と名詞を組み合わせた表現について、前置詞の持つイメージを教えてください。」

というご質問ですね。

  

【解説】

前置詞のイメージには、次のようなものがあります。

★<on>: 基本イメージは [接触]

物の表面に接している状態なら、「上」「下」「横」「近接」にも用いる。身体に〈接触〉することから「着用:着る、はく、かぶる」にも用いる。  

[例文] She put a ring on her finger. 「彼女は指輪をした」

[熟語の例]on the street(通りに面した、通りで)、 look down on ~(~を軽蔑する)、
on foot(徒歩で)、 on board(船・飛行機・列車・車などに乗って) など。

★<at>:基本イメージは [一点]

ある場所の一点を指すので、一点を表すことなら、「時点」「方向」「関係」「試み」「原因」にも用いる。  

[例文] Look at that dog. 「あの犬を見てごらん」

[熟語の例]at noon(正午に)、 aim at ~(~を狙う)、 at war(戦争状態で)、
be surprised at ~(~にびっくりする)、 at first(最初は)、 at once(すぐに) など。

★<to>:基本イメージは [到達]

ある場所への到達を表すので、「方向」「結果」「程度」「範囲」「対象」にも用いる。

[例文] He went to London for study. 「彼は勉学のためにロンドンに行った」

[熟語の例]lead to~(~に至る)、as to~(~について) 、object to~(~に反対する)、
look forward to ~(~を楽しみに待つ) 、attend to ~(~に注意する)など。

★<for>:基本イメージは [目標]

場所の「目標」を表す時は「~へ」の意や、行動や好意の「目標」を表す時は「~のために」 という「目的」「欲求」「理由」「報酬」「交換」などの意で用いる。

[例文] I work for my family. 「私は家族のために働く」

[熟語の例]look for~(~を捜す)、go for~(~を好む)、for fear of~(~しないように)、
pay A for B(BのためにAを支払う)、substitute A for B(AをBの代わりに使う)など。

★<from>:基本イメージは[起点]   

起点となる「場所」「時」「出所」「原料・材料」「分離」「原因」を表し、「~から」の意。   

[例文] The cat jumped from the top of the wall. 「その猫は塀の上から飛び降りた」

[熟語の例]separate A from B(BからAを切り離す、分ける)、 die from ~(~で死ぬ)、
be different from ~(~とは異なった)、 from time to time(時々) など。

 

【アドバイス】

何百もの熟語を覚えなきゃ!と思うと大変ですが、熟語は前置詞を含むものが多く、入試でも 頻出度が高いです。前置詞の基本の意味をイメージすることで、その意味から導かれる熟語も まとめて覚えやすくなります。

  • ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。

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