定期テスト対策 高校理科

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生物 定期テスト対策生物の変遷 エディアカラ生物群の覚え方【地質時代】

生物の変遷 エディアカラ生物群の覚え方【地質時代】

進化では生物の出現年代について学習しますが,複雑で覚えられません。どうしたらよいでしょうか。

進研ゼミからの回答

こんにちは。さっそく質問に回答しますね。

【質問内容】
【問題】
次の文章を読み,文章中の空欄①~⑥に適当な語句を語群から選び,それぞれ記せ。
地球上に生命が誕生したのは約40億年前とされているが,それから約20億年以上にわたり単細胞生物の時代が続いた。
しかし,先カンブリア時代の終わりには,(①          )というからだが軟らかく扁平な多細胞生物が出現し
た。その後,カンブリア紀になると,カンブリア紀の大爆発と呼ばれる生物の多様化が起こり,(②          )に
代表されるような奇妙な形をした生物群があらわれた。カンブリア紀に続くオルドビス紀では,三葉虫やウミサソリなどの
(③          )がまず繁栄したが,シルル紀に続くデボン紀には(④          )が繁栄した。石炭紀に続くペルム
紀末には大量絶滅が起こり,古生代が終わって中生代へ入った。中生代のジュラ紀,白亜紀には,(⑤          )が繁栄し
た。白亜紀末には巨大な隕石の落下による大量絶滅が起こった。続く新生代では(⑥          )が繁栄した。

 ≪語群≫節足動物,哺乳類,魚類,恐竜類,エディアカラ生物群,アノマロカリス

【解答】
① エディアカラ生物群  ② アノマロカリス  ③ 節足動物  ④ 魚類  ⑤ 恐竜類  ⑥ 哺乳類

この問題で問われているような,生物の出現年代が複雑で覚えられない,という質問ですね。

【質問への回答】
進化において,生物の出現の順番は複雑なので覚えるのが大変ですが,
それぞれの時代において生物の繁栄を理由づけ・関連づけて覚えていくとよいでしょう。
特に,環境の変化などの要因とともに動物・植物の比較や関連性に着目しましょう。
また,動物や植物の進化の道筋(無脊椎動物→魚類→両生類→は虫類→鳥類・哺乳類,藻類→シダ植物→裸子植物→被子植物)を押さえたうえで,地質時代と結びつけるのも流れをつかむ方法の1つです。三葉虫やアンモナイトのような頻出のものについては,まず図などで形をイメージすると覚えやすいでしょう。
進化の出現は文章を追って覚えていてもなかなか頭に入りませんので,
教科書をもとに自分で図や表を作成するなどして,工夫をして覚えていきましょう。
次の図の赤字のように,時代ごとに出現した生物についてまとめ,その理由を調べて併記してみましよう。


【生物の変遷・進化】進化の出現の順番が複雑で覚えられません。

【学習アドバイス】
生物の出現年代のように,時間の流れ(縦軸)と,地質時代生物の変遷(横軸)を結びつけて関係性を把握する必要がある暗記事項は,眺めているだけではなかなか覚えられないと思うので,一度自分でまとめてみることが効果的です。
まずは教科書や教材の図を描き写すところから始めてみましょう。慣れてきたら,その図に自分なりの気づきを書き込んでいくとより理解が深まります。
これからも進研ゼミで勉強を頑張ってくださいね!

  • ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。

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