【動物の発生】発生で出てくる用語は似ているものがあり混同してしまいます。
卵割腔や胞胚腔,神経板や神経管など,発生で出てくる用語は似ているものがあり混同してしまいます。
進研ゼミからの回答
こんにちは。さっそく質問に回答しますね。
【質問内容】
卵割腔や胞胚腔,神経板や神経管など,発生で出てくる用語の意味についてのご質問ですね。
【質問への回答】
生殖と発生の分野に限らず,生物では覚えなければならない用語がたくさん出てきます。
そのまま暗記できればいいのですが,なかなかそうもいきませんね。
●卵割腔と胞胚腔の違い
卵割腔も胞胚腔も胚の発生過程で胚の中心部に生じるすき間(空所)です。
これが桑実胚になると発達して「卵割腔」と呼ばれるようになります。
胚はさらに発生を続けて胞胚になります。
胞胚になると,今まで卵割腔と呼ばれていた空所が「胞胚腔」と呼ばれるようになります。
つまり,桑実胚までは「卵割腔」,胞胚からは「胞胚腔」となります。
(これはウニの発生でも同じです。)
●腎節と体節の違い
【学習アドバイス】
発生ではたくさんの専門用語を暗記する必要があります。それらの命名ルール(上記下線部)を押さえて覚えてみましょう。これからも進研ゼミで勉強を頑張ってください!