【形容詞・形容動詞】活用の種類と表を覚えるコツ
形容詞・形容動詞の活用の種類と活用の法則が複雑でよくわかりません。覚えるコツがあれば教えてください。
進研ゼミからの回答
こんにちは。
早速、いただいた質問についてお答えしていきましょう。
【質問の確認】
形容詞・形容動詞の活用の種類と活用の法則が複雑でよくわかりません。
覚えるコツがあれば教えてください。
【解説】
形容詞と形容動詞の活用について説明する前に、まずそれぞれの品詞についてもう一度おさらいしてみましょう。
●形容詞とは?
物事の性質や状態を表す用言。終止形(言い切りの形)が「し」となるもの。
(例)「よし」「美し」「多し」「めでたし」など。
●形容動詞とは?
物事の性質や状態を表す用言。終止形(言い切りの形)が「なり」「たり」となるもの。
(例)「あはれなり」「静かなリ」「堂々たり」など。
以上のように、形容詞と形容動詞は、品詞としての役割は同じですが、「終止形」(言い切りの形)に違いがあるのでしたね。
それでは次に、形容詞と形容動詞それぞれの「活用の種類」と「活用表」について見ていきましょう。特に、活用の種類についてはそれぞれ2種類しかなく、その見分け方も明確ですので、整理して理解すれば覚えることは難しくありません。
【アドバイス】
形容詞と形容動詞それぞれについて、活用の種類と活用表を理解することができたでしょうか。動詞の活用の種類が9種類もあることに比べると、ずっと覚えやすいですね。
活用表については、最初から完全に暗記するのは難しいかもしれません。
しかし、ラ変型活用の法則性を押さえたうえで、声に出して読み上げ、暗記していきましょう。
これからも、『進研ゼミ高校講座』を使って、国語の力を伸ばしていってくださいね。