「生活習慣」が定着している子どもほど「学びに向かう力」が高い!?

「生活習慣」が定着している子どもほど「学びに向かう力」が高い!?ベネッセ次世代育成研究所では、2012(平成24)年1~2月に「幼児期から小学1年生の家庭教育調査」を実施した。幼児期から小学1年生にかけての時期に、どのようなことを身に付けておくと小学校以降の生活へスムーズに移行できるのか。調査に携わったベネッセ教育研究開発センターの高岡純子・主任研究員が解説する。

 

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小1生の母親に、「入学前に身に付けておいたほうがよいと思ったものは何か」とたずねたところ、「周りの人に『おはよう』『さようなら』『ありがとう』などのあいさつやお礼を言える」「物事をあきらめずに、挑戦できる」「えんぴつを正しく持てる」といった意見が多く挙がりました。

 

周囲へのあいさつなどは「生活習慣」、あきらめずに挑戦する「学びに向かう力」、えんぴつを正しく持つなどは「文字・数・思考」の要素です。この3つは、幼児期に必要な学びの準備の要素でもあります。

 

今回の調査からは、「生活習慣」が定着している子どもほど、「文字・数・思考」や「学びに向かう力」が高いという結果が得られました。「夜、決まった時間に寝ることができる」「好き嫌いなく食事ができる」などの生活習慣が身に付いている子どもほど、「自分のことばで順序をたてて、相手にわかるように話せる」といった「文字・数・思考」に関する力や、「物事をあきらめずに、挑戦することができる」といった「学びに向かう力」が高い傾向にあります。また、子どもが自身で考えることができるよう、親の促しがある場合には、「文字・数・思考」や「学びに向かう力」が高い傾向が見られます。

 

小学校入学前の時期は、ひらがなや数字の習得などが気になるかたも多いと思います。まずは家庭で生活習慣をしっかり身に付けておくことが近道になるかもしれません。入学準備の時期、子どもがスムーズに小学校生活に入っていけるように上手にサポートをしてあげましょう。

 

出典:小学校入学前に欠かせない《学びに向かう力》の育み方 ~『幼児期から小学1年生の家庭教育調査』より~ -ベネッセ教育情報サイト

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