同じ学校のなかにお母さん同士の知り合いが少ないです[教えて!親野先生]

今週の相談

 

小学校3年生の男の子の母です。同じ幼稚園から来たお母さんがいないので、知り合いが少ないです。役員を経験して知り合いを少しずつ増やしましたが、まだまだ足りないように思います。校長先生や担任の先生とは心を通わすことができましたが、公立の先生は転勤になってしまうので、残念です。(みみくんさん)

 

【親野先生のアドバイス】

みみくんさん、拝読いたしました。

同じ学校のなかにお母さん同士の知り合いが少ないと、なんとなく不安ですよね。特に、転校してきたばかりの子のお母さんは、それを強く感じると思います。同じ保育園や幼稚園から入った子が少ないお母さんの場合も、そうだと思います。

子どもは、毎日一緒に生活するうちにどんどん仲良くなっていきます。でも、親はそうはいきません。孤独を感じている方はけっこういると思います。

そのような場合、PTAの役員を早い段階でやるのはとてもいいことですね。役員をやると、どんどん知り合いが増えますから。そのとき、どんどん積極的に自分から話しかけて知り合いや友達を増やしていけるといいですね。まあ、性格にもよりますが……。

余裕があれば、役員をもう一度やってみるのもいいかもしれませんね。役員は一度と決まっているわけではないのですから。でも、まあ、あまり出しゃばると……というところもあるかもしれませんが。

授業参観や懇談会などには、ぜひ、積極的に参加してください。ほかの親たちと知り合うには、欠かせないと思います。そして、子どもの話によく出てくる子のお母さんを見つけて、話しかけてみるといいでしょう。話題はすぐ見つかるはずです。

お勧めなのが、ケータイのメールアドレスを教えてもらうことです。こちらも、話題はすぐ見つかるはずです。

手っ取り早く知り合いを増やすには、大勢来ている保育園や幼稚園のなかの社交的な人とまず仲良くなるといいと思います。そういう人は知り合いや友達が多いですから、その人と仲良くなればいもづる式に知り合いを増やすことができます。

この人はと思うような先生がいたら、担任を外れた後やほかの学校に移った後でも、その関係を大切にしていくといいと思います。いろいろと積極的に関係を保つように努めていくといいと思います。

暑中見舞いや年賀状でもいいでしょう。子どもと一緒に手紙を書くのもいいでしょう。そのときどきの子どもの様子やがんばっていることを書いて送れば、先生は誰でもとても喜びます。

そのように関係を保っていると、万が一何か問題があったときにも気軽に相談することができます。言ってみれば、専属の教育コンサルタントになってもらえるのです。

ビジネスのコンサルタントは有料です。しかも、かなり高額の場合が多いのです。でも、元担任のコンサルタントは無料です。ぜひ、活用してください。

公立の小中学校は、確かに転勤が多いと思います。でも、その分いろいろな先生が新しくやってくるということでもあります。いい先生との出会いのチャンスもあるということです。そして、その出会いを大切にするといいと思います。

私ができる範囲で、精いっぱい提案させていただきました。少しでもご参考になれば幸いです。みみくんさん親子に幸多かれとお祈り申し上げます。

プロフィール

親野智可等

親野智可等

教育評論家。23年間の教員生活のなかで、親が子どもに与える影響力の大きさを痛感。その経験をメールマガジンなど、メディアで発表。全国の小学校や、幼稚園・保育園などからの講演に引っ張りだこの日々。

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