[動画]子どもを伸ばす家庭学習法「親子関係としつけ【後編】」

「Benesse教育情報サイト」では、子どもを伸ばす専門家を講師に迎えた保護者向きの授業を、動画で視聴していただけます。
このシリーズでは、「親力」や「ドラゴン桜」でおなじみの親野智可等さんを講師に迎え、「子どもを伸ばす家庭学習法」をテーマに4回にわたってお届けします。

[動画]子どもを伸ばす家庭学習法「親子関係としつけ【後編】」


第2回「親子関係としつけ 後編」
 ~ しつけに大切なことは、継続性と一貫性 ~


まずは私のメールマガジンでご紹介している「親力診断」の一つを実際に皆さんに答えていただきましょう。


「小学1年生の我が子と電車に乗ったらとても喜びました。だんだん、はしゃぎ出して電車の中を走り出してしまいました。電車の中には他のお客さんもいます。さて、あなたは子どもに何と言いますか?」(親力診断テストより)

  A.静かに座っていなさい。おじさんに叱られるよ。
  B.静かに座っていなさい。みんなが迷惑するよ。
  C.静かに座っていなさい。転んで怪我をするよ。
  D.静かに座っていなさい。もう連れて来ないよ。

親力診断テストは、何が正しいかを聞いているのではなく、あなただったらどうしそうですか? いうことを考えるためのものです。

私が正解だと思うのは、この場合はBです。子どもには、物事の原理や原則を大事にした、筋をとおしたつけ方や話し方をして欲しいなと思っています。だから、Aの「おじさんに叱られるから静かにしなさい」というのはおかしいですよね。毎日の生活のなかで、子どもに話をするときに、このような筋違いのことを言ってしまう場面はよくあります。

私はしつけには厳しさが大事だと思っていますが、この厳しさとは一つは「継続性」であり、もう一つは「一貫性」。そして何よりそれを大人が身をもって示してやることだと思うのです。

子どもが約束を守れなかったとき、よく怒鳴りつけて叱り、それが厳しさだと思っている人はよくいます。一見効果はありそうですが、それは恐れからきていて、本当に身についたものではないので、長くは続きません。約束を継続させるためには、忘れないためのチェックシステムを作ってやることだと思います。

また、同じように約束を守らなかったときに、今日は怒る、次はニコニコし、そしてまた怒る。私も含めて、皆さんも振り返ってみるとこういう一貫性のなさがいっぱいあるのではないでしょうか? でも、子どもはこんな大人の一貫性のなさをよく見ていますよ。



■子どもを伸ばす家庭学習法



■講演動画■「子どもを伸ばす家庭学習法」シリーズ

プロフィール

親野智可等

親野智可等

教育評論家。23年間の教員生活のなかで、親が子どもに与える影響力の大きさを痛感。その経験をメールマガジンなど、メディアで発表。全国の小学校や、幼稚園・保育園などからの講演に引っ張りだこの日々。

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