子どもの態度は反抗期と考え、まず深呼吸、そして抱き締め、自分も力を抜くようにしました。
K.Kさん Mちゃん (体験談当時の年齢:2歳8ヵ月頃 女 第1子)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
きっかけは友だちとのおもちゃの取り合いでした。とっさの出来事だったのと泣いているお子さんの親御さんの手前、つい娘を頭ごなしに叱ってしまいました。それ以来娘は、分かってもらえなかったり気に入らない事があると、大声で泣いたりすねたりするようになってしまいました。「ああ、ついに反抗期がきた」と思いました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
人前で泣かれるとついカーッとなりがちですが、そんな時こそ深呼吸。まず、親の都合で叱るのではないことを自分自身に確かめて、すぐ娘を抱きしめました。嫌がって反抗してもとにかく抱きしめて、なぜ叱ったのか、言うことをきかないとどうなるのかを根気よく繰り返し言って聞かせました。最初は泣き止まなかった娘も少しずつではありますが、納得していったように思います。理不尽な事を娘が言ってもまず受けとめて、その上で言ってきかせました。冷静に考えて、まだ1〜2年の人生です。自分の気持ちを言葉で表せるわけがないと考えました。そしてまた反抗期が大変だと思うのと同時に成長したんだな、と感動しました。それでも根気のいる作業です。私は幸い同じ月齢のママ友だちがたくさんいたので、お互いの悩みを相談することで気分転換ができました。娘も、私が友人と話してストレス発散したあとの風が入った雰囲気を敏感に感じ取るのです。私がキーキーすると娘もキーキー、私が肩の力を抜くと娘もリラックスし、言うことを素直に聞くようになったと思います。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
幼稚園に通いだした当初は、早生まれのせいか友だちに気持ちを伝えられないと手が先に出る、と先生から毎日電話があり私も少々まいってしまいそうでした。今ではそんなこともなくなり、1歳の弟に「ぬいぐるみ噛んだらだめよ。痛い痛いって言ってるよ」と一人前にお説教するようになりました。なかなかほほえましい光景です。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
どんな反抗期もいつかは終わる、と信じてひたすら言って聞かせる、これに尽きると思います。最初は馬の耳に念仏でも、続ければ子どもはきっと分かりますよ。そうは言ってもこの時期はママだってストレスがたまります。友だちでもパパでもとにかく話してみては? 心が軽くなって、子どもと向き合おうと思えればしめたものじゃないですか。