【指数・対数関数】底をそろえて計算するときの底の決め方
底の決め方がわかりません。
進研ゼミからの回答
こんにちは。
いただいた質問について,さっそく,回答いたします。
【質問の確認】
というご質問ですね。
【解説】
底が異なる場合は,まず,同じ底にそろえることを考えます。
このとき,底は1でない正の数ならどんな値にそろえてもかまいませんが,問題の中の底の1つにそろえると計算が簡単になることが多いです。
この問題なら,底を3にしてもよいし,5にしてもよいのです。
ここでは底を5にしてみると,次のようになります。
これは覚えておきましょう。
【アドバイス】
対数の計算で利用する公式は数は少ないのですが,実際に計算で利用しようとすると混乱してしまうこともありますね。特に,底の変換公式が一番複雑な公式なのでしっかり練習しておきましょう。この公式は,上の回答にも書いた通り,「底をそろえる」ために利用します。
底が違う対数が式の中に含まれている場合は,底の変換公式を使って底を同じ値にしましょう。
底の決め方ですが,その式に含まれている対数のどれかの底に決めれば,だいたい,うまくまとめられますので,意識してみてください。
それでは,これで回答を終わります。これからも,『進研ゼミ高校講座』を活用して,しっかり学習を進めていってくださいね。