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長期休みのオススメ学習法 定期テスト対策【長期休みの学習法・国語】古文・漢文の予習に時間がかかってしまう



【長期休みの学習法・国語】古文・漢文の予習に時間がかかってしまう

古文・漢文の効率的な勉強の方法を教えてください。
普段の予習などにとても時間がかかってしまうのですが、ちゃんと力がついていない気がします

進研ゼミからの回答

  

【質問の確認】

「古文・漢文の効率的な勉強の方法を教えてください。
普段の予習などにとても時間がかかってしまうのですが、ちゃんと力がついていない気がします」

とのことですね。
古文などは、予習が求められる学校も多いのではないでしょうか?
しっかり学習していくことは大切ですが、必要以上に時間をかけないように考えていきましょう。

  

【解説】

≪古文の効率的な学習法≫
自分がどのような予習方法をしているのか、振り返ってみましょう。 文章の最初からすべてを品詞分解し、辞書を調べて訳していませんか。 予習方法といっても学校の先生が求めるレベル、人それぞれで違いますから、効率を上げる方法も様々あると思いますが、効率的な予習方法の一例を紹介します。

授業の準備として大切なのは、話のあらすじをつかむことです。そのためのポイントは次の3点です。

(1)ひと通り音読してみる
(2)「だれが」「どうした」を整理しながら、おおよその内容を考える
(3)「だれが」「どうした」がまったくイメージできないところを集中して訳してみる

疑問箇所のすべてを自分で解決できることは理想ですが、そのために時間がかかりすぎたり、 結局は答えが出ない場合もあるのなら、「どこがわからなかったのか」をはっきりさせておくことまではして、あとは授業でしっかり理解するようにしてはどうでしょうか。
力を入れて覚えていくべきポイントがはっきりしてくれば、自分だけの効率的な 予習方法が身についていくはずです。

模試や入試本番では、初めての文章を時間内に読む力が求められます。
日頃の予習から、(1)ひと通り読むこと、(2)おおよその内容を考えるところまでは、
短時間でできるようにしておくと実戦にもつながっていきますよ。

≪漢文の効率的な学習法≫
漢文の勉強は、口と手を両方使うと、効果が現れやすいです。日頃の予習では、

(1) 音読を繰り返して、独特のリズムをつかむ
(2) 書き下し文を書くなどしながら、「レ点」「一二点」などの訓点の働きを知る
(3) 句法の読み方、訳し方のパターンをしっかり覚える

の3点を意識して取り組みましょう。
最初は音読や書き下し、現代語訳が面倒で、覚えることが多いように感じるかもしれませんが、 何度も同じ間違いをしてしまうよりは、長い目で見れば効率的な勉強方法になるでしょう。

さらに、授業や復習では、予習でわからなかったところ、間違えてしまったところについて、 正しい答えを確認しましょう。

漢文は古文と同様に予習が大切です。予習で自分の弱点をはっきりさせておき、わからないところは授業や復習で解決し、自分のものにしていくパターンをしっかりとつくっていけば、漢文を読むための必要な知識は、しっかりと蓄積していき、自然と効果的な学習方法が身についてくるはずです。

 

【アドバイス】

このやり方はほんの一例ですが、いろいろな方法を実践してみて 自分だけの効率的な学習スタイルを見つけていきましょう。 日々の予習や授業を効率的に進めながら、しっかり模試や入試につながる力をつけていける方法を考えていきましょう。

  • ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。

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