【暗記術・理科】セット暗記
理科はどの科目でも似た用語が多く、混乱してしまいます…。
間違えなく覚えられるいい方法はありますか?
進研ゼミからの回答
【質問の確認】
「理科はどの科目でも似た用語が多く、混乱してしまいます…。
間違うことなく覚えられるいい方法はありますか?」
というご相談ですね。一緒に見て行きましょう。
【解説】
理科の暗記では、似た用語や現象が多く出てくるので、区別しながら覚えるのは大変ですよね。
「1対1暗記」で対処していくと、せっかく理解したつもりでも後から似た用語が出てきたときに混同してしまう…ということもあるかと思います。
そこでオススメなのが「セット暗記」です。
似た事項をばらばらに確認していくのではなく、比較しながら、
◎共通部分
◎違う部分
を意識してセットで覚えることがオススメです。
混乱しやすい事項はテストでも出題されやすいポイントなのでそこが重点的に攻略できる
メリットもあります。大学入学共通テストなどの空欄補充問題でも狙われがちですよ!
<化学>“重要用語”セット暗記
★例1★ 「単体と化合物」のセット暗記
【共通部分】・・・どちらも“純物質”
【違う部分】・・・単体は1種類の元素からできている
・・・化合物は2種類以上の元素から
★例2★ 暗記が大変な官能基もセット暗記
“アルコールとエーテル” “カルボキシとケトン”など、似た構造を持つ官能基をセットにして覚えると 時間も節約できるし、違う部分を間違えないのでオススメ!
<生物> 「原核細胞と真核細胞」共通部分は?違う部分は?
<地学> 「斑状組織と等粒状組織」共通部分は?違う部分は?
など、各分野で“セット暗記”を意識しながら暗記を進めてみてくださいね。
【アドバイス】
「1対1」暗記を卒業して「セット暗記」にすることで、暗記がスムーズになるだけでなく、テストでよく見られる、比較型の空欄補充問題などにも対応できる実践力がつくのでオススメです!
工夫しながら、暗記の効率UPと実践力UPを同時に進めていきましょう。