【積分法】絶対値記号を含む定積分
例題でいうと,絶対値記号を含む定積分をAの形にもっていく方法がわかりません。
つまり,定積分を2つの式に場合分けをすることができません。
よろしくお願いします<m(__)m>
進研ゼミからの回答
こんにちは。
いただいた質問について,さっそく回答させていただきます。
【質問の確認】
【問題】
において,
【解答解説】から抜粋部分
というご質問ですね。
【解説】
積分する関数に絶対値記号がついていますので,まず,積分する区間で,これをはずします。
視覚的にわかりやすくするために,グラフをかいて考えていきましょう。
これより,
x≦1のとき,y≧0
1≦x≦2のとき, y≦0
2≦xのとき, y≧0
であることが読みとれます。
よって,1≦x≦2のときのy≦0の部分をx軸に関して対称に折り返すと,次のようになり,①のグラフは,青線の曲線となります。
となります。
≪ 積分区間を分割して定積分の式をつくる ≫
となります。
【アドバイス】
絶対値記号を含む定積分を計算するには,積分する関数のグラフをかいて,“どの区間でどの関数を積分すればいいか”を読みとって場合分けします。場合分けの仕方は理解できましたか?
それでは,これで回答を終わります。
これからも,『進研ゼミ高校講座』にしっかりと取り組んでいってくださいね。