【近現代(明治時代～)】 「富国強兵」と「殖産興業」の違い
「富国強兵」と「殖産興業」の違いがわかりません。
進研ゼミからの回答
富国強兵とは、明治政府が経済の発展と軍事力の強化によって近代的な国家をめざした目標です。富国強兵を実現するための手段として進められた政策の１つが殖産興業です。
| 政府がかかげた目標 | 具体的な施策 |
|---|---|
| 富国強兵 | 学生 ･･･小学校教育 |
| 兵制 ･･･徴兵令 | |
| 税制 ･･･地租改正 | |
| 殖産興業 ･･･官営模範工場の建設、交通や通信の整備、金融制度の整備 |
富国強兵は、学制、兵制、税制の改革、それに殖産興業から成り立っていました。殖産興業は近代的産業を育てることがおもな目的で、官営模範工場の建設、交通や通信の整備、貨幣・銀行などの金融制度の整備などが進められました。
