子どもの頃の朝の過ごし方が、大人になってからの資質と能力を上げる!?実際の子どもはどうしてる?

朝活にはさまざまなメリットがあります。もちろん、子どもにとっても。ただ、子どもの頃の朝活が、大人になってからの資質や能力に影響を与える可能性があることは、知らないかたも多いのではないでしょうか? 今回は、子どもの頃の朝活がもたらすメリットと、小学生でもできる朝活をご紹介します。お子さまの朝活についてのアンケート結果も見ていきましょう。

この記事のポイント

朝活って何? 小学生でもできる朝活を紹介

朝活とは?

朝活とは、朝の時間を利用して趣味や自己啓発など普段できない活動をすることです。よくある活動として、読書やジョギング、勉強などがあるでしょう。取り組んだ内容によって、健康維持ができたり知識を増やせたり、生活リズムが整ったりとさまざまなメリットがあります。

小学生でもできる朝活にはこんなものが

朝活と聞くと、何となく大人のためのものと思われがち。しかし、子どもでも朝活はできます。以下を参考に、できそうなものから取り組んでみるとよいかもしれませんね。

・勉強
・読書
・趣味
・楽器演奏
・散歩
・生き物の世話
・ラジオ体操
・運動・スポーツ
・自然体験
・絵画・工作
・家事の手伝い

現代の子どもの朝の過ごし方を調査。

小学生から高校生のお子さまを持つ保護者のかたを対象に、「お子さまは朝、学校に行く前の時間を、何をして過ごしていますか?」というアンケートを実施しました。2,500名を超えるかたに回答いただいた結果はこちらです。

お子さまは朝、学校に行く前の時間を、何をして過ごしていますか?

「勉強」「読書」「趣味」「楽器演奏」などの「学び」活動に絞って見てみると、最も多かったのは「勉強」で16.2%でした。宿題だけでなく、予習や家庭学習などを行っているお子さまも多いようです。「朝、5分時間を測って、計算プリントをしています。夜やるより、かなり集中してできます」というように、朝の方が集中できるという声も多く見られました。また、「テレビ」と答えたかたの中には「テレビで天気やニュースをチェックしています」「英語をテレビで流して過ごしています」というコメントもありました。娯楽としてではなく、学びのためにテレビを視聴しているお子さまも多いようです。

読書をしているお子さまの割合は6.8%でした。「本を読みたい時に30分程早起きして読んでいる」「時間に余裕があれば本を読む」というコメントでもわかるように、勉強や朝の支度が終わって空いた時間を読書にあてているお子さまが多いようです。「新聞を読む」ことを習慣にしているというコメントもありました。他にも、ピアノなどの楽器演奏や趣味、生き物の世話など、何かしらの形で朝活をしているお子さまが半数近くいるという結果になりました。

ちなみに、「身支度や朝食のみ」の割合は中学生・高校生のお子さまほど多くなります。通学時間が延びたり部活が始まったりすると、家庭での朝活は難しくなるのかもしれません。ただ、部活や通学途中の勉強も朝活の一つですから、家庭内だけでなくいろいろな場面で時間を有効に使っていきたいですね。

子どもの頃の朝活が大人になってからの資質と能力を上げる!?

子どもにとってもさまざまなメリットがある朝活。しかし、その効果は子どもの頃だけでなく、大人になってからの資質や能力にも影響を与えていることがわかりました。

子どもの頃に朝活をしていた人は大人になってからの資質と能力が高い

子供の頃の朝活の状況と現在の資質・能力

「早寝早起き朝ごはん」全国協議会(事務局:独立行政法人国立青少年教育振興機構)が行った『「早寝早起き朝ごはん」の効果に関する調査研究報告書』を見てみると、子どもの頃に朝活をよく行っていた人ほど、大人になってからの資質・能力が高い傾向があることがわかりました。

この資質・能力は、「自尊感情」「共生感」「意欲・関心」「規範意識」「人間関係能力」「職業意識」「文化的作法・教養」「へこたれない力」の8つのカテゴリーをもとに調査されました。そして、このすべてのカテゴリーにおいて、子どもの頃に朝活をよくしていた人のほうが、あまりしていなかった人に比べて高い傾向となったのです。

人間関係能力や共生感はより高い傾向に

子供の頃の朝活の状況と現在の人間関係能力

子供の頃の朝活の状況と現在の共生感

特に割合が高かったのは、「人間関係能力」と「共生感」です。

人間関係能力は「人前でも緊張せずに自己紹介ができる」「近所の人にあいさつができる」「初めて会った人とでもすぐに話ができる」など。共生感は「悲しい体験をした人の話を聞くとつらくなる」「友達がとても幸せな体験をしたことを知ったら、私までうれしくなる」「人から無視されている人のことが心配になる」などが具体的なものになります。

人間関係能力も共生感も、人との関わりにおいてプラスになる能力です。子どもの頃の朝活が、大人になってからの人間関係に影響を与えていたとしたら、少し驚きですね。

若い世代ほど子どもの頃の影響がよく出ている

年代別にみた子供の頃の朝活の状況と現在の資質・能力

世代別に見てみると、子どもの頃の朝活は若い世代ほど影響を受けていることがわかりました。どの世代においても、子どもの頃に朝活をよくしていた人のほうが資質・能力が高い傾向でしたが、特に20代以下は割合が高くなっています。

20代以下は、入学や就職などで新しい環境を経験する機会が多くなる時期です。子どもの頃に朝活をしていた人は、新たな環境で人間関係を築いていくのもスムーズだったかもしれません。

まとめ & 実践 TIPS

目標ややりたいことを決めて朝活を行えば、早寝早起き朝ごはんの習慣も自然と身に付いていくでしょう。生活リズムが整い、心身ともに健康的になれるかもしれません。難しく考えなくてもOK。短い時間、簡単なことでもよいですから、朝活を始めてみませんか? 子どもだけでなく、親子で一緒に取り組んでみるのもよいですね。

出典:「早寝早起き朝ごはん」全国協議会(事務局:独立行政法人国立青少年教育振興機構)
「早寝早起き朝ごはん」の効果に関する調査研究報告書 令和3年3月発行
http://www.hayanehayaoki.jp/download/chousakenkyu_houkokusho.pdf

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