料理研究家 運動会弁当におすすめのおかずは「鶏の唐揚げ三種盛り」
運動会は家族みんなが楽しみなイベントの一つだが、一方そのシーズンが近づくと、お弁当作りに頭を悩ませる保護者も多いはずだ。そんな保護者のために、2児の母でもある料理研究家の浜田陽子さんが、“家族みんなで食べる、簡単で見栄えの良い運動会弁当”を作るポイントについて以下のようにアドバイスする。
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「人数分のおかずを作るだけでも大変なのに、大きな重箱に見栄え良く盛りつけるのは一苦労ですよね」と保護者を労ったうえで、「お子さまを喜ばせたいからといって徹夜してお弁当作りをするなど、無理のしすぎは禁物です。お子さまが運動会を楽しみにしているその気持ちに寄り添いながらも、肩の力を抜いてお弁当作りを楽しんでほしいと思います」
そんな浜田さんは、運動会のお弁当を作る際には、前日までに7~8割は完成させておくそうだ。「運動会当日に全部のおかずを作るのは大変です。マリネや煮物は作り置きしておき、卵焼きも作って冷凍しておきます。ウインナーなどの炒めものは、材料を切っておくと良いでしょう。当日行う作業を、炒め物と揚げ物の仕上げと、おにぎりやいなり寿司などのごはんものを作るだけに絞っておくと、ぐっとお弁当作りが楽になります」とその手順を解説。
さらに浜田さんは、お弁当に入れるのにおすすめのおかず2品のレシピを紹介。作り方は以下の通りだ。
●「鶏の唐揚げ三種盛り」の作り方
(1)鶏肉を適当な大きさに切りボウルに入れ、酒、塩、コショウ、おろしニンニクで下味をつける。
(2)溶いた卵を(1)にからませる。
(3)(2)に片栗粉をまぜる。その際、1/3の鶏肉にはゴマを加え、1/3の鶏肉には青のりを加える。
(4)(3)を冷凍する。運動会前日に冷凍庫から冷蔵庫に移しておく。
(5)180℃の油で3~5分揚げる。
※ポイント
・衣の片栗粉はまぶすというより、混ぜてドロッとした状態でOK
・衣が小麦粉だと、時間が経つとしんなりしてしまうので、片栗粉かコーンスターチを使い、カラッとさせるほうがおすすめ
・ゴマは白ゴマ、黒ゴマ、2色ミックス、どれでもOK
・前日までに作って冷凍しておけば、当日揚げるだけ
●「ちくわのパプリカ詰め」作り方
(1)ちくわを斜めにカットする。
(2)(1)にちくわの穴の大きさに合わせて細切りにしたパプリカ(赤、黄、緑)を詰める (夏場は傷みやすいのでパプリカはゆでる)。
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