STEP 3:自分から「おしっこ」と言える
お漏らしするたびに「気持ち悪いよね」と声をかけ、子どもに気持ちの悪さを実感してもらいました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
「おしっこの間隔がある程度あく」などトレーニングを始める最低条件が整ったので、思い切って綿のパンツをはかせてみました。ところが、足首までおしっこが流れても気持ち悪がることもなく平然と遊んでいる始末。そんなわけでおもらしの連続。定期的にトイレに連れて行っても遊んでばかり。教えてくれなくても、せめておしりが気持ち悪いと感じてほしいと思っていました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
おもらしをするたび、「気持ち悪いね。冷たいね。今度はこうなる前に教えてね」をまるで暗示のように何度も何度も言い続けました。そうしているうちに自然と「あ、気持ち悪いんだ」と感じるようになったようです。それからは、おもらしをした後に、少しの間わざとパンツを取り替えずに濡れたままでいさせたり(かなり可哀想ですが)、大袈裟に「くさいなー」と言ったりしてみました。それがよほど嫌だったのか、それからは毎回出た後にですが教えるようになりました。一緒に買い物に行き、本人にお気に入りのパンツを選ばせました。「おもらししちゃったら2ちゃんの大好きな○○さん(選んだパンツにプリントしてある好きなキャラクターの名前)が冷たいって泣いちゃうから出る前に教えてね」と言って、そのパンツをはかせました。その後、大泣きするので何かと思って行ってみるとおもらし。「○○さん、ごめんね」と泣いていました。「○○さんも泣いちゃったね。今度は泣かせないようにしようね」と、もう一枚のお気に入りをはかせました。何回か繰り返しているうちに出る前に教えるようになりました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
教えるようになってからの最初の2週間くらいは、パンツが濡れるのがよほど嫌らしく、20分おきくらいにトイレに行っていました。今はようやく落ち着いて2時間おきくらいになりましたが、トイレにつきあうだけでも大変でした。おもらしをする回数は1日1回程度になり、しない日も増えてきました。私の気持的にも安心感がでてきて、落ち着いて子どもと向き合えています。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
まわりのお友達はトイレでできるようになっているのに、うちの子はまだできないetc...、うまくいかないと焦ったりイライラしたりしますよね。私もそうでした。でも、時がくれば自然と進むのです。ゆっくりでもその子のペースで進んでいくのです。今はそれを実感しています。うちの子はうちの子、と割り切って子どものペースにあわせてつきあってあげて下さい。STEP3の他の体験談も見る
・「おしっこ」「ウンチ」を教えてくれるように、こんな働きかけをしてみました
- 子どものお気に入りの歌や口調で、トイレを教えてくれるよう誘ってみました。
- トイレを好きなキャラクターのぬいぐるみやステッカーで飾ったり、頑張ろうポスターを作ってみました。
- 絵本やビデオを見せてトイレに興味を持つようにし、お友達がトイレをしているのを見せてもらいました。
- 「2歳でオムツをとるという」概念をすて、子ども自身がトイレをする時期を待ちました。
- オシッコと言った時には既に漏らしていたので、子どもの好きなキャラクターのパンツでトライしました。
- 親子関係が気詰まりになったので、一時トイレトレーニング(おむつはずれ)を中断してから再開しました。
- お漏らしするたびに「気持ち悪いよね」と声をかけ、子どもに気持ちの悪さを実感してもらいました。
- トイレへの興味を引き出す為に、お風呂でアヒルの人形を使って遊ばせました。
- ママやパパがトイレに行く際には、言葉で説明したり、実際にトイレに連れて行き便座に座らせてみました。
- 親のトイレをする姿を見せながら、子どもがオムツをはかないといったことを利用してトイレに誘ってみました。