ワークブックの迷路のページをきっかけにオリジナルの迷路作りに挑戦。その中で文字や数への理解も深まりました。
F.Oさん Sくん (体験談当時の年齢:5歳10ヵ月頃 男 第2子 神奈川県)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
とにかく工作が好きでした。紙をちぎって貼ったり、絵を描いたり、折り紙でいろんな形に折ったりしていました。自分で考えて物を作り出すという点でいろんな面に応用力がつくような気がしていて、作りたい気持ちを大切にしてあげたいと思いました。<こどもちゃれんじ>の教材のこんなところが役に立ちました。
ワークブックに出ている迷路やすごろくをやったのがきっかけで、自分でも迷路を作ったりすごろくを作ったりして楽しんでいました。迷路はワークも参考にしながら線をいくつか引いて枝分かれさせ、その先に絵や文字をかいたりして作っています。できたものは、子どもがやろうと言ってきた時には、一緒にやるようにしました。私がまちがえたり(これはわざとですが)、わからないそぶりをしてあげるととても喜び、さらに創作への意欲も高まったようです。さらに家庭で工夫してみたことは・・・。
迷路やすごろくを自分で作る時に文字や数を書き込むのが必要不可欠なので、数字や文字が遊びながら自然に身につきました。文字はワークの字をまねて書くのが始まりでしたが、書いた字でなかなか読めない字があった時は、私が正しい字を書いて教えるのではなく、「これはなんて読むのかな」「ワークの字と一緒かな? ここが(ワークの字のように)丸くなっていないね」というように自分で気づかせ自分で書いてみるように働きかけました。すごろくで使うサイコロも自分で紙を切り貼りして作り、工作することによって物作りはどうすれば工夫できるかという事を考えられるようになったと思います。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
とにかく何でも自分でひととおり完成させてみたいという気持ちが強く、工作を完成させた時は常に褒めるようにしています。中には、ごみにしか見えない物もありますが、飾ってあげます。そのうちガラクタが増えていくので、一つ作れば前回作成したものは、子どもの口から工作に「ありがとう。楽しかったよ」と言わせてから捨てるようにしています。今は料理にも興味を持っており、自分で料理の名前も考えて挑戦しようとしているので、料理への関心も伸ばしてあげたいと思っています。今はこんなふうに考えています。
物を作る事に関しては本人がやらなくなるまで、興味があるうちは続けさせたいと思っています。自分で考えることは色々な面で大切なので、工夫のできる子になってほしいと思います。編集部から
教材では、迷路という手法を使いながら、様々な課題を盛り込んでいます。例えば、長い線をひくことは運筆練習になるので、文字や数を書くことと密接に関わります。また、迷路を通過する途中には、身に付けてほしい数の概念に関する問題も出ています。さらに、迷路に取り組むことに対して、先を見通す力なども育まれていきます。ワークブックにあるアドバイスも参考にされながら、親子で一緒に楽しんでくださいね。