抑制栽培とは?促成栽培との違いも解説
抑制栽培って何ですか?
進研ゼミからの回答
抑制(よくせい)栽培とは,通常の収穫・出荷時期よりも遅らせて栽培することです。
■どんな栽培方法か
野菜や草花の成長を人の手で遅らせて,収穫・出荷時期を通常よりも遅らせる栽培方法です。
■抑制栽培が行われる理由
通常ならば,出回らない時期に生産・出荷することで,高い値段で売れるので,もうけを大きくすることができるためです。
■おもな生産地と栽培されるもの
・愛知県の渥美半島の電照菊
→温室や電気を使って,開花時期を遅らせている。
・八ヶ岳(長野・山梨),浅間山(長野・群馬)の山ろくの高地のレタスなどの高原野菜
→夏が涼しい気候を利用し,出荷時期を遅らせている。
[まぎらわしい抑制(よくせい)栽培と促成(そくせい)栽培の違い]
抑制栽培は,通常の収穫・出荷時期よりも遅らせる栽培方法ですが,
促成栽培は,通常の収穫・出荷時期よりも早めに収穫・出荷する栽培方法です。
区別して覚えておきましょう。