【細胞分裂・生殖・遺伝】 細胞分裂と体細胞分裂・減数分裂
体細胞分裂って何ですか?
普通の細胞分裂とは何が違うのですか?
進研ゼミからの回答
「細胞分裂」のうち,からだをつくる細胞が分裂する細胞分裂を「体細胞分裂」といいます。
■細胞分裂
1個の細胞が2個に分かれることを「細胞分裂」といいます。
細胞分裂のうち,生殖細胞がつくられるときに行われる,染色体の数が半分になる細胞分裂を「減数分裂」といいます。「減数分裂」に対し,からだをつくる細胞で行われる,染色体の数がもとの細胞と同じになる細胞分裂を「体細胞分裂」といいます。
■体細胞分裂
からだをつくる細胞が分裂する細胞分裂を,「体細胞分裂」といいます。
体細胞分裂では,分裂の前と後で染色体の数は変わりません。
■減数分裂
卵や精子などの生殖のための特別な細胞(生殖細胞)ができるときに行われる特別な細胞分裂を「減数分裂」といいます。
減数分裂によってできた生殖細胞は,染色体がもとの細胞の半分になります。
一般的には,細胞分裂というと体細胞分裂のことを意味することも多いのですが,減数分裂に対して,からだをつくる細胞が分裂する細胞分裂を体細胞分裂ということを理解しておきましょう。