【国語文法】 文節どうしの関係を見分けるコツ
どのように文節どうしの関係を判断すればいいのかが,わかりません。
進研ゼミからの回答
文節どうしの関係には,次のようなものがあります。見分け方と一緒に紹介します。
■主語・述語の関係・・・「○○が~」と置き換えることができる。
[例]「父は」むかし「作曲家だった」。
→「父【が】作曲家だった」と置き換えられる
公園の「桜も」そろそろ「終わりだ」。
→「桜【が】終わりだ」と置き換えられる
■修飾・被修飾の関係・・・上の文節が下の文節を詳しく説明している。
[例]「赤い」「折り紙を」用意してきてください。
→「赤い」がどんな折り紙かを説明している
わたしは「少し」「悲しく」なった。
→「少し」がどのくらい悲しいかを説明している
■並立の関係・・・上の文節と下の文節の内容を入れ替えることができる。
[例]明日の持ち物は「ノート」と「えんぴつ」です。
→「明日の持ち物はえんぴつとノートです」と入れ替えられる
■補助の関係・・・下の文節が上の文節に意味を添えている。
[例]彼に「話して」「みる」。
→「彼に話す」でも文は成り立つが,「みる」がついて「試しに話してみる」という意味が添えられて
いる