遊びのヒント

鈴木みゆき先生
監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。

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3~4歳

「きのこのオープントースト」

食パンに、シメジ、輪切りにしたソーセージやプチトマト、ハム、スライスしたチーズやゆで卵をのせて、オープントーストを作りましょう。「何を乗せようかな?」「ぶたさんのお顔にしよう」などと言いいながらお子さんに盛り付けてもらうと楽しいですよ。最後にトマトケチャップで飾りつけ、トーストしてできあがり。

「きのこのオープントースト」

先生からのアドバイス

秋を代表する食材として絵本の中でも描かれることも多いきのこ類ですが、子どもが実際にきのこを見たり、さわったりする機会は少ないのではないでしょうか。きのこを手でほぐしながら、かさのかたちを観察したり、においをかいだりしましょう。「ひだひだがあるよ」「土のにおいがするね」などいろいろな発見がありますよ。

「さつまいものお月見だんご」

※食材は、お子さまの体質を考慮したものにしてください。

ゆでてつぶしたさつまいもを手でころころと丸めて、お月見だんごを作りましょう。さつまいもをつぶしたり、おだんごのかたちに丸めたりするところは、粘土遊びの感覚でお子さんにやってもらいます。おだんごの表面に水を塗り、黒ごまや白ごまをかけてオーブントースターで焼いてできあがり。敬老の日のプレゼントにもピッタリですね。

「さつまいものお月見だんご」

先生からのアドバイス

スーパーにはすぐに食べられる調理済みの食品がたくさん並んでいますね。食材にふれる体験が少なく、食べ物の「元のかたち」を知らない子どもが少なくないと聞きます。生のさつまいもがおだんごになるまでの過程は、子どもにとって驚きと発見の連続です。ゆでたてのにおいや色、さわったときのやわらかさ、すべてが五感体験と言っていいでしょう。おだんごのかたちがいびつだったりしても気にしないで。初めから最後まで自分でできたという達成感を味わわせてあげましょう。

先輩保護者からの体験談

●かぼちゃのホクホクアイス
かぼちゃの煮物の残りを使って、かぼちゃアイスを作りました。子どもに、かぼちゃをつぶしてもらい、さらにアイスクリームを加えて、よく混ぜてもらいます。あとは冷やし固めるだけ。スプーンで丸くすくって、盛りつけるのを喜んでやってくれました。
●おせんべい屋さんごっこ
ギョーザの皮が余ったときに、おせんべいを作りました。皮の上面にバターを塗り、青のりと塩、粉チーズ、ごま、焼きのり、グラニュー糖などを振りかけて、オーブントースターで焼くだけ。できたおせんべいをトレイにのせて、「どのおせんべいにしますかー?」とおせんべい屋さんごっこをして遊びました。
●秋のカップケーキ
ホットケーキミックスと、ゆでたさつまいもでカップケーキを作りました。子どもに、ホットケーキミックスの生地とゆでてさいの目に切ったさつまいも、レーズンを紙コップに入れてもらいます。ラップをふわりとかぶせて電子レンジでチンすればできあがり。生地を紙コップに均等に入れるところは、子どもも真剣にやっていましたよ。