遊びのヒント
- 監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。
3~4歳
「足のしっぽ取り」
ティッシュの隅を靴下に挟み込み、「よーいどん!」でお互いのティッシュを踏み合います。自分のティッシュを取られないように、相手のティッシュを取りにいき、先に相手のティッシュをはずした方が勝ち。フェイントをかけたり、鬼ごっこのように逃げると盛り上がります!
攻撃ばかりしていたら、いつの間にか自分のティッシュを取られちゃった!-などということもあるでしょう。遊びの中ではこんな失敗も大切な体験。失敗を重ねながら、次第に要領よく動くことを覚えていきます。相手の動きを見て行動することで、反射神経も鍛えられます。
「木に抱っこ」
おうちのかたが腕や肩などでおしりを支えながら、木にしがみつかせてあげましょう。高い所から見る風景は、子どもにとって未知の世界。「何が見える?」などと言葉かけしてわくわく感を共有してあげてください。木のにおいや手ざわりも楽しんで。
視線が低い子どもにとって、高い所から見る景色はとても新鮮です。まだ腕力が弱いので自力で登ることはできませんが、しがみつくだけでも十分木登りの感覚を楽しむことができます。また、木のにおいやぬくもりを五感で感じることで、自然への観察力や感性もはぐくまれるでしょう(お子さんが落ちないように、おうちのかたがしっかりサポートしてあげてください)。
- ●縄跳びリンボー
- 鉄棒に縄跳びを結んで、リンボーダンス。高い位置から少しずつ低くして、どこまで縄にふれずにくぐれるか競います。必ず大人が負けてしまうのですが、それが子どもには楽しいようです。
- ●芋虫歩きで公園探検
- 親子でしゃがみ、前の人の腰に手を当ててつながり、芋虫のように歩きながら公園を散歩しました。すべり台からブランコへ、ブランコから砂場へ。もぞもぞ歩きながらきれいな石や変わったかたちの実を見つけたり、小さな虫の動きに気づいたり、視線がぐっと低くなる分、新しい発見もいっぱいです。
- ●ボールの取りっこ
- 大人が両手でしっかり持ったボールを、子どもに取らせます。横から手を入れたり、下からたたいたり、子どももあれこれ作戦を立ててかかってきます。取られまいと大人もつい本気に! 単純だけど、親子で夢中になってしまいますよ。